衣替えのいらないクローゼットへ!衣類を減らして快適収納に
収納
#お手入れアイデア#収納#暮らし方
はれ暮らし編集部2024.02.10
気がついたら衣服がぎゅうぎゅうにつまっている、クローゼット。よくないのかな、と思いつつそのままになっていませんか。
シーズンの変わり目ごとに衣替えをするのが面倒なら、次の衣替えのタイミングで不要な衣類を減らして「衣替えのいらないクローゼット」を作りませんか?
自分が着たい衣類だけを選んでオールシーズンすべての洋服を収納すれば、衣替えいらずの快適収納に。
洋服を減らすのは難しいと感じるかもしれませんが、実はメリットがたくさん!
今回は、洋服を整理するメリットや、整理収納アドバイザーの山口恵理さんに伺った衣替えを利用して衣類を整理するコツ、クローゼットのお掃除のポイントもご紹介します。
クローゼットの衣類を減らすメリット
すっきりと衣類を収納するコツが、すべての季節の服をすべてクローゼットに収納した「衣替えのいらないクローゼット」。
すべての服を収納するためには、服の量を減らすのが一番です。
分かっているけど、なかなか捨てられない!という気持ちはとてもよく分かりますが、洋服を減らすといいことがたくさんありますよ。
お気に入りの服だけを着れる
クローゼットの限られたスペースの中にオールシーズンの服を収納するとなると、自分が今着たいお気に入りの服だけが残るでしょう。
朝起きてクローゼットを開けたら、お気に入りの服をすっきり見渡せる。
毎日お気に入りの服を着た自分でいられる。
それだけで、いい1日を過ごせそうな気がしませんか?
コーディネートに時間がかからない
服が多いと、どうしてもコーディネートに時間がかかるもの。
このブラウスならあっちのスカートのほうがいいかな?どこに置いたっけ?と探し始めたら、どんなに時間があっても足りない!なんて経験がある方もいるのではないでしょうか。
着たい服だけを選んでクローゼットに残すことで、仕事にはこの服、近所へのお出かけにはこれ、ちょっと遠出するならこれかこれ…と、パターンを決めておくことができます。
毎日のコーディネートにかける時間を、家事や家族との時間にあてることができて時間を有効活用できますよ。
服の管理がしやすくなる
服の数が少ないと、クローゼットからの出し入れがしやすいのはもちろん、お気に入りの1着の管理をきちんとしてあげることもできます。
どれもお気に入りの服だとクローゼットに愛着が増すので、自然とハンガーにきちんとかけて服の形をキープしたり、しわが寄らないように丁寧にたたもうとするようになるでしょう。
また、服を減らすと余計なクリーニング代も減るので、家計にも嬉しいですね。
衣替えでクローゼットの衣類を整理するコツ
ここからは整理収納アドバイザー・山口恵理さんからのアドバイス!
Craft&home代表 山口 恵里 さん
DIYプランナー®・整理収納アドバイザー。札幌を拠点とし、DIY講座や、主婦ならではの視点による古屋再生を手がける。
多方面で収納講座、DIY講座の講師をつとめる。
こんにちは、DIYプランナー®・整理収納アドバイザーの山口 恵里です。
だんだんと日が長くなる冬から春への季節の変わり目は、秋冬物から軽やかな春夏物への衣替えの時期。
その衣替えのタイミングでぜひ、クローゼットのお片づけ・お掃除もやりましょう。
なんでもない時に衣服を整理しようとしても、面倒になるだけ。衣類を大々的に入れ替える「衣替え」を利用しましょう!
とはいえ、何でもかんでも衣装ケースに押し込んで終わり、ではものが減りません。
残す服、手放す服を選んでから収納します。
クローゼットに残す洋服選びのポイント
クローゼットに残す服を判断するポイントはこの3点。
- 今年何回この服に袖を通したか
- 来年もぜひ着たいか
- よれたり、汚れたり、傷んだりしていないか
新しい秋冬シーズンが来れば、新しい服もほしくなるはず。
今年1度も袖を通していない服や傷んでいる服を、あえて来シーズンまで持ち越す必要があるのかどうか考えてみましょう。
着ない服を手放すだけでも収納はすっきりしますよ!
いらない服を溜めない!「着たい」服を選ぼう
着ない服を手放してクローゼットがすっきりしても、新しく服を購入したり取っておいたりすれば、またぎゅうぎゅうのクローゼットに逆戻り。
いらない服が増えてしまう魔のキーワードはこの3つです。
- 「まだ着られるし」
- 「高かったし」
- 「いただいた物だし」
着られるから、ではなく「自分が着たい」物だけを選びましょう。
いらない衣類の手放し方は?
もったいなくて服を捨てられないという人もいると思います。
ですが、捨てる方法以外にも手放し方はもいろいろあります。
自分にあったものを選んでみてください。
- 面倒ならばまとめて袋につめてゴミの日へ
- 捨てられない、という方は洋服のリサイクルショップや、引き取りサービスに預ける
- マメな方は、メルカリなどの個人売買サイトへ出品し、お小遣いにかえる
新品の洋服などは意外といい価格で売れたりします。
他にも、友人にあげたり、別のものにリメイクしたり。
ぜひ工夫して、クローゼットをすっきりさせてくださいね。
山口さんのアドバイス!衣替えはクローゼットのお掃除と一緒に
クローゼットを掃除するには、掛けてある衣類や衣装ケースなどを全て外に出す必要がありますよね。
衣類の整理をする衣替えは、クローゼットを掃除する良いタイミングでもあります。
衣類が集まるクローゼットは、意外と埃や湿気が溜まりやすい場所です。
毎日ではなくても、定期的に綺麗にすることが大切です。
衣替えで衣装ケースを出したついでに、床や棚の埃を掃除機で吸い取り、固く絞った布で拭き掃除。
床や棚を乾かしている間に、衣類の残す・残さないの判断と衣替えをして、戻すとスムーズです。
タンスの後ろや、床の隅、棚板の上など埃が溜まりやすい場所がたくさんあります。
久しぶりに見てみると、かなり埃が溜まっているはず。
しっかりと掃除して、次のシーズンに備えましょう。
また、クローゼットに湿気が溜まりやすい場合は除湿剤を置くのも忘れずに。
クローゼットに湿気が溜まっていると、カビが発生してしまうことも。
大切な衣類を守るためにも、湿気対策を怠らないようにしましょう。
衣類をスッキリ整理して、衣替えのいらないクローゼットを作ろう
面倒な衣替えをやめてしまえる「衣替えのいらないクローゼット」。
使わないものもクローゼットに放り込むのはもうやめて、お気に入りの服だけが見えるすっきりとしたクローゼットで1日のいい気分を作り、時間もお金も有効活用しましょう!
衣替えをきっかけにクローゼットに残す服を選び、着ない服を手放すことが、気持ちのいいクローゼット作りの第一歩。
窓を思いっきり開けてきれいな空気を取り入れて、すがすがしい気持ちでクローゼット内のお掃除・お片づけをしましょうね!
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収納術やお掃除のコツなど、新居をフレッシュに保つ工夫もご紹介!
ぜひ参考にしてくださいね。
- 記事を書いた人
- はれ暮らし編集部 ジョンソンホームズ
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