いらない服どうしてる?リサイクルや寄付で有効活用しよう!
収納
#お手入れアイデア#収納#暮らし方
佐藤 恵2024.02.10
夏の終わりは衣替えの季節。
ちょっと面倒な一方で、着なくなった服を整理し、すっきりさせるいい機会でもあります。
そうは言うものの、私を含め「捨てるのはどうも苦手で…」という方も少なくありません。
今回は「捨てる」以外の服の減らし方を紹介します!
さらに、罪悪感を持たずに服を処分するための気持ちの切り替え方、服を整理するとどんなメリットがあるのかについて、考えてみましょう。
いらない服はリサイクルや寄付がおすすめ!罪悪感なく処分する方法
暑かった夏が終わり、衣替えの季節が近づいてきました。
服を出し入れするこの機会に服を捨て、すっきりとしたクローゼットにしようと思うのですが、私自身どうも収納は苦手。
いつの間にか服が増え、ごちゃっとした状態になりがちです。
「捨てるのは苦手。罪悪感がある」という場合、まず思いつくのはリサイクルショップに持っていくこと。
ですが労力をかけてお店に服を持っていっても、予想以上に安い値段がついてガッカリという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
メルカリなど話題のフリマアプリも試してみましたが、掲載用の写真を撮って、説明文を書き、梱包・発送と、手間がかかります。
そんな中で、私や他のジョンソンレディが最近利用していいなと思ったサービスがこちらです。
おすすめ1☆ユニクロ・GU
プチプラで幅広い世代に人気のユニクロ・GU。
ユニクロかGUで買った商品が対象このサービス。
店頭の回収ボックスに入れられた服は、まだ着られるものであれば難民キャンプや被災地など、服を必要としている世界中の人たちへ届けられます。
もう着られないものはリサイクル素材として活用されるそう。
おすすめ2☆H&M
海外のようなハイセンスファッションを楽しめるH&M。
こちらもユニクロやGUと同様、店頭のリサイクルボックスで回収を行っています。
持ち込み1袋につき1枚、次回お店で使えるクーポンをもらえます。
ホームページによると「ブランドや状態は問いません。靴下片方だけでも、着古したTシャツでも、古いシーツでもOK」とのこと。
袋の大きさも問わずで、クーポンは「合計3000円以上の購入で500円割引」とお得なので、うれしいですね。
まだ着られるものは海外の古着市場に送り、着られないものは織物繊維として使用するか、自動車業界で制振材や絶縁材などに利用するそうです。
おすすめ3☆じゅんかんコンビニ24
地域ごとに設けられている「じゅんかんコンビニ24」でも服の回収を行なっています。
古着・繊維類の回収だけでなく、新聞・雑誌・段ボール、缶・ペットボトルなどの資源物、小型家電、パソコン、携帯電話などの電化製品まで回収を行なっていますよ。
持ち込んだ重量や個数に応じてポイント(リサイクル貢献度)が貯まり、古着・繊維類の場合は1㎏で1点です。
アプリでポイントを貯めて商品券や電子マネーに交換できます。
服以外の話になりますが、普通なら手数料を支払って処分してもらうような小型家電の引き取りを行っているところもいいですね。
おすすめ4☆トドック(コープさっぽろ)
コープさっぽろの宅配システム「トドック」では、紙・段ボール、発泡トレイのほか、古着・古布の回収サービスをしています。
量や種類に関わらず1回の回収につき1円、ドドックでの購入代金から割引をしてもらえます。
自宅にいながら不要な物を引き取ってもらえる点が便利ですね。
おすすめ5☆古着deワクチン
古着deワクチンは、不要になった服と同時にワクチンを発展途上国に寄付できるというサービス。
インターネットでサービスの申し込みをすると自宅に箱・寄付キットが送られてくるので、そこに服を詰めて返送します(送料無料)。
サービスの利用料は、3,300円です。
衣類のほかバッグ、アクセサリー、靴もOKです。
費用はかかってしまいますが、世界の子ども達にワクチンを寄付できるのがこのサービスの良いところ。
不要な物を処分できたスッキリさと、世界に貢献できたというスッキリ感、両方が味わえるサービスです。
その他、スーパーマーケットの「ホクレン」でも店頭に洋服・小型家電を回収する回収ボックスを設けています。
クリーニング屋さん店頭で「洋服無料引き取り」というのぼりを見かけたことも。
古着回収でワクチン寄付ができるの活動を行っている団体はほかにもいくつかあるので、気になる方は「古着 寄付」で検索してみてください。
地域によっては、小学校で洋服・毛布・布団・自転車などの回収に来てくれる場合もあるようなので、地域情報も要チェック。
このように、古着の処分にはいろいろなサービスが提供されています。
余力のある方は「少しくたびれてきたなというものは、リサイクルショップ」「よれよれになったものは資源回収」というように、使い分けをするのもよいのではないでしょうか。
いらない服はどうして捨てられない?服を捨てられるようになるには
私を含め「ものを処分するのが苦手」という人は、将来もう一度着るのではないかと期待してしまいがち。
よく口にするのが「痩せたら着よう」「2人目が生まれたらまた使うかもしれない」といった「たら」「れば」の仮定形。
仮定の話はとりあえずNGと思ったほうがよさそうです。
いつか着ると期待して捨てられない場合、「ワンシーズン着なかったら処分」「1年着なかったら処分」など、処分のラインを明確に決めておくと捨てやすくなります。
またどうしても「せっかく買ったのに…」「まだあまり使っていないのに…」「もったいない」という気持ちや罪悪感がつきまとってしまうことも。
ですが、今着ない服、似合わない服をたくさん持っているよりも、自分に合う服を一着持っていた方が良いのは明白。
今着たくない服は、今後もあまり活躍の場は多くないでしょう。
扱いに困る服は潔く処分して、一旦クローゼットをリセットする覚悟も必要です。
断捨離はこれからの理想の暮らしに向けた準備でもあります。
ものを捨てる経験があれば、次に何かを買う時、ものを増やす時には自然に慎重になりますよね。
捨てた時にはつらい思いをしても、それが次に生きてくるわけです。
ものを捨てることは、すっきりした暮らしへの「勉強」だと思うと気持ちが楽になりますよ!
いらない服を減らすと得られる、こんないいこと!
最近では断捨離という言葉もよく目にします。
ここで、ものを減らしたスッキリした生活のメリットについて考えてみましょう。
いいこと1◎「ものを探す」時間が減る
ものが多いと必要なものが見つからず、探し物をする時間が増えしまいます。
生活を振り返ってみるとと、ものを探している時間って意外なほど多いんです。
これってものすごいムダですよね…。
ものが減ってどこに何があるかすぐに分かるようになれば、時間の有効活用ができます。
いいこと2◎ムダ遣いをしなくなる
ものが多いと、自分が何を持っているか分からなくなりがち。
「持っているのに、同じものを買ってしまった」という失敗が起こります。
人は自分の好みのものを買う傾向があるため、つい似たようなものを買ってしまいがち。
いつの間にか同じような服が増えていたという現象はこの傾向が原因です。
ものが少なければ、自分が何を持っているものがはっきり分かるので、ムダな買い物をしなくて済みます。
いいこと3◎簡単な衣替えで済む
ものをあまり持たず、スッキリした生活をされているオーナー様がいらっしゃいます。
その方が持っている服はすべて、幅約1メートルのクローゼットに収まっているのです。
衣替えは、服のハンガー位置を入れ替え、引き出しの上下を入れ替えるだけ、だそうです。
衣替えが簡単に済むくらいの数、というのを持つ服の目安にしてもいいかもしれませんね!
いいこと4◎ホコリがたまらず、湿気・カビの原因が減って衛生的
ものがたくさんあると、ホコリがたまる原因に。
ものが少なければ掃除がしやすく、隅々まで掃除が行き届くので衛生的です。
特に衣類は湿気を吸いやすく、カビ・ダニの原因にもなってしまいます。
着たい服をたくさん持っていても、カビやダニに冒されてはもったいないですよね。
自分で清潔に保管できる量の服を持つことを心がけましょう。
このほかに、スッキリした環境で育つことでお子さんもキレイ好きに育つといったメリットも考えられそうです。
話がだいぶ「衣替え」からずれてしまいましたが、最後に一つ、あるオーナー様に教えていただいた衣替えを楽にする工夫を紹介します。
それは秋冬用、春夏用で同じ収納ボックスを用意し、使う季節の方の収納ボックスを出し入れしすい場所に配置するというもの。
使わない季節の収納ボックスは、クローゼットの奥にしまっておきます。
衣替えの時にはボックス(引き出し)のみを入れ替えればOKなので、とても手軽に衣替えを済ませることができますよ。
私も片づけは本当に苦手で、何年かかってもスッキリした生活にたどり着けずにいるのですが、少しずつでも頑張っていけばいつかは…と思っています。
ぜひ、一緒に頑張っていきましょう!
ジョンソンホームズでは、他にも様々な住まいと暮らしのお役立ち情報を発信しています。
生活を豊かにする暮らしのヒントとして、参考にしてみてくださいね!
- 記事を書いた人
- 佐藤 恵 ジョンソンホームズ メンテナンス部 ジョンソンレディ
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