防災の日はグッズを見直そう!おうちの防災

特集

#暮らし方#防災

星野 恵2024.09.02

「万が一の災害に備える」

札幌市は全国的にみて災害の少ないまちといわれていますが、直下型地震の可能性も指摘されています。

地震だけではなく、大型台風やゲリラ豪雨、雪害などの危険もあります。

 

9月1日の防災の日を含む1週間は「防災週間」。

この機会におうちの防災を考えてみませんか。

おうち防災アドバイザーさんにヒントを教えてもらいました。

 

泉亭(せんてい)邦江 さん・・・・・
おうち防災アドバイザー
防災備蓄収納1級プランナー、防災士、整理収納アドバイザー2級などの資格を取得。札幌市内で自宅の防災についてのセミナーを開催しています。TwitterやInstagramでも「ちょこっと防災」の小ネタを発信中。

最低3日間は自宅で暮らせるような備えを

2018年9月6日未明に起きた胆振東部地震。

 

ブラックアウトでコンビニもレジが使えずに休業し、開けても商品がすぐに売り切れて閉店するような事態になりました。

災害時には必要なものが買えなくなる場合もあるので、日頃からの備蓄が欠かせません。

 

大きな災害だと発生後72時間は人命救助が優先されます。その間、最低3日間は自力で生活できるような備蓄が必要でしょう。

停電ではガレージの電動シャッターが開かなかったり、マンションだとエレベーターやオートロックが使えなくなったりします。

立体駐車場も車を出せません。

北海道の場合、真冬に災害が起きるとストーブを使用しているお宅が多いので、火事が増えると見込まれます。

 

積雪期だとライフラインの復旧にも時間がかかります。

地震、水害、土砂災害など、自分の住んでいる場所はどういう災害のリスクがあるのか、ハザードマップを確認して、必要な備えを考えましょう。

これだけは用意しておきたいもの

では何を用意しておけばいいのでしょう。まずは水と食料。

飲み水は1人1日3リットル。2人家族なら最低3日分を用意するとして18リットルです。

 

食料は特別に防災用のものでなくても構いません。

レトルト食品やカップ麺などを多めに買い置きしておくことをオススメします。

そして灯り。停電時に光源となるランタンやヘッドライドを準備しましょう。

 

もうひとつ大切なのが簡易トイレ。

地震で上水道・下水道の配管が壊れてしまうと、トイレに水を流せません。

一回ずつ凝固剤で固めて処理する非常用トイレが必須です。

停電だと金融機関のATMや電子マネーも使えませんから、現金も必要です。

いざというときのために小銭と千円札を用意しておきましょう。また、スマホが使えなくなると、情報収集や安否確認が難しくなるので、乾電池式の充電器も忘れずに。

今日から取り入れたい、防災のヒント

●おうちの中の備え

倒れた家具や割れたガラスなどでケガをしないようにすることがなにより大切です。

ベッドの下に靴やスリッパを用意しておく、寝室の窓ガラスに飛散防止シートを貼っておく、テレビの下に転倒防止のマットを敷くなど、できるところから工夫しましょう。

●ローリングストック

缶詰やレトルト食品など常温保存できる食品を多めに買って、食べたら買い足すのがローリングストック。年内に使い切る分、来年の分と、1年ごとにケースをつくって保管したり、手前に古いもの奥に新しいものを並べたりしてロスがないように使います。

 

 

普段から料理に使っていると、レシピもすぐ考えつくようになります。常温保存できる豆腐や豆乳なども備蓄しておくと便利。

●防寒対策

電源不要のポータブルストーブやカセットコンロ、使い捨てカイロ、防寒用エマージェンシーシートなどを用意しておくと安心。

 

毎年秋口に灯油ストーブを試しだきしたり、カセットボンベの消費期限を確認したりして、在庫の管理を習慣化するのがオススメです。

●外出中に災害に遭遇したら

外で災害に遭遇したら、帰宅困難になってしまう可能性もあります。

通勤かばんに防災ポーチ、会社のロッカーに歩きやすい靴などを用意しておきましょう。

車にも水や非常食、防寒着、長靴、軍手などの準備を。

 

ガソリンは半分を切ったら入れるクセつけておくとよいそうです。

 

 

泉亭さんが持ち歩いている防災ポーチモバイルバッテリー、携帯トイレ、防寒シート、ウエットティッシュ、現金(千円札と小銭)、非常食、携帯ライト

●家族で事前に避難方法を確認

災害の際、家族がみんな家にいるとは限りません。

 

あらかじめ安否確認の方法や避難場所を話し合っておくこと。

川沿いは歩かないなど、避難経路もあらかじめ家族で決めておくとよいでしょう。

避難所では「○時に鉄棒のところ」などと集合場所を決めておくと安心です。

公衆電話や伝言ダイヤルの活用を

災害時、携帯電話はつながりづらくなるので、公衆電話が活躍します。

子どもにも公衆電話の場所と使い方を教えておきましょう。

また、伝言を音声で録音し、安否を確認できるNTTの「災害用伝言ダイヤル171」も体験利用の期間があるので、子どもや実家と相談して使い方を試しておきましょう。

●避難所に行くときは

家が壊れたり、火災が起きたりして危険なときは避難所へ。

すぐに取り出せる場所に防災リュックを用意しておきます。

家族にも「ここにあるよ」と知らせておいてください。

 

避難時はブレーカーを落としてコンセントを抜き、ガスの元栓を閉じること。電気が復旧したときの通電火災を防げます。

取材協力・・・おうち防災アドバイザー/泉亭(せんてい)邦江さん
@kuusan.bousai

記事を書いた人
星野 恵 ジョンソンホームズ マーケティング室

美味しいお酒と料理が好きです。
スポーツの試合を観る&応援するのが趣味で(自分はスポーツセンスゼロですが)
旦那さんとスポーツ観戦へ出かけたり、家でおつまみを作って楽しんでおります。

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