豆のプロに聞く、節分に豆まきをする理由とは? 豆まきを盛り上げるおすすめ商品はコレ!

生活

#ごはん・食べ物#ショップ#春

はれ暮らし編集部2024.01.07

間もなくやってくる節分。節分と言えば「豆まき」ですが、でも、どうして節分には豆まきをするのでしょうか? そして、北海道の豆まきは本州にはない特徴があるのをご存知でしょうか。

バラエティ豊かな豆や豆菓子、ナッツ類を製造販売する「池田食品」の総務部長兼販売部長の池田晃子さんに、豆まきの由来や北海道の豆まき、最近の豆まき事情、さらに豆まきをいっそう楽しくしてくれるおすすめの商品などについてお話を聞きました。

節分に豆をまく理由は「魔(マ)」を「滅(メ)」するため!

北海道産原料のほか世界各地から選び抜いた良質の原料を使い、職人ならではの熟練した技術でオリジナルの豆・ナッツ類をする製造販売する池田食品。池田さん自身もインドや南アフリカをはじめ、世界各地の農園を訪れ自身の目で視察して豆の仕入れなどを行う「豆のプロフェッショナル」です。

まずは「節分」に豆まきをする理由を聞いてみましょう。

 

 

「豆まきの由来には諸説がありますが…。『節分』は年に4回訪れる季節の変わり目で、昔から『邪気』が入りやすい時期だとされています。なかでも冬から春へと変わる立春翌日の『節分』は、昔は年の変わり目でもあり、特に厄やケガレへの注意が必要だと考えられていました」

「その邪気を払うには、大地の恵みである五穀、つまり、米・麦・ヒエ・アワ・豆をまつって魔除けとするのがよいとされましたが、そのなかでも『豆(まめ)』は『魔(マ)を滅(メ)する』の音に通じるところから、一番魔除けの力が強いとされてきたのです」

 

では、北海道の豆まきの特徴とはなんでしょうか?

 

「皆さんもご存知のように北海道では殻付きの落花生をまきますが、本州では炒った大豆をまくのが一般的です。ただ、これは『北海道だけ』というわけでなく、東北の一部など雪が降る地方ではよくあることのようです。殻付きの落花生の方が豆まき終了後に拾いやすい、というのが理由です。

特に北海道は歴史が浅いため、伝統より合理性を重んじる傾向があり、殻付き落花生をまくことが定着したのだと思います」

 

豆まきに関し、何かトリビアがあれば教えてください。

 

「豆まきと言えば『鬼は外、福は内』との掛け声ですね。ですが『鬼』という文字が入った姓の人や地名に住んでいる人は『鬼は外』とは言わず『福は内』だけにするのがよいという説があります。

出張などで家を空けている家族がいる人も同様です。出かけている人を追い出してしまうことになる、と考えられるからだそうです。

また『渡辺さん』は豆まきをしないでよいという説もあります。昔、渡辺綱(わたなべのつな)という強いお侍さんが鬼を退治したので、鬼は『渡辺さん』を恐れて悪さをしない、という理由です」

「豆まきをするときは、家の奥の部屋からまきはじめ、最後に玄関でまくようにするとしっかりと邪気を追い出すことができると言われています」

 

豆類の栄養、食べる時の注意はどんなものがありますか?

 

「落花生は薄皮に豊富にポリフェノールが含まれています。ぜひ捨てずに食べていただきたいなと思います。ナッツ類は美容や健康によい油分が豊富で、アーモンドにはビタミンEも豊富に含まれています。

ただし、乳幼児の場合は、のどに詰まらせたり誤嚥の可能性もあるので要注意です。無理のない年齢になってから、大人の目の届くところで食べさせてあげてくださいね。小さなお子さんの場合は、豆ではなくボーロで豆まき体験をさせてあげるのもおすすめです」

おすすめは、節分が楽しく盛り上がる期間限定品と希少な芽室産落花生

池田食品では、常時約80種類の豆・豆菓子、ナッツ、かりんとうなどを扱っていますが、季節ごとに限定の商品も登場します。

冬の限定品は、ピーカンナッツのチョコレートがけなどだそう。

試食もできるので、お気に入りの味をさがして購入できるのも嬉しいですね。

 

 

特に注目してほしいのは、十勝・芽室町の若手農家が生産する「十勝芽室産 落花生」(115g入り756円)。限られた農家が生産にチャレンジしているため、他店ではなかなか見かけることができない希少な品です。

白石本店では、この芽室産落花生のペーストがたっぷり入った「ナッツペースト シェイク」やかりんとうとのハーモニーを楽しむ「ナッツペースト ディップ」を味わうこともできます。

 

 

現在お店で目を引くのは節分に向けたアイテムで、イチオシはこちらの4品。なかには焼カシューやボーロ、黒豆などの小袋が入っていて、どれも節分をいっそう楽しく盛り上げてくれそうですね。

 

▲左上から時計回りに「にこにこ鬼 紙ずもう」(648円)、「北海道ボーロ」(9袋入り648円)、「池田の豆升」(7袋入り648円)、「にこにこおに 立体ミニお面」(焼カシュー3袋入り864円)

 

なかでも「北海道ボーロ」は2022年の新商品で、北海道産野菜入りのやさしい味わい。ハチミツ不使用なので、小さなお子さんにも安心して与えることができます。箱にシマエナガが描かれた可愛いデザインで、プレゼントにも喜ばれそうですね。

 

※この記事は2022年に書かれたものです。商品内容は現在と異なる場合があります。
詳しくは店舗へお問い合わせください。

池田食品 白石本店

札幌市白石区中央1条3丁目32

TEL.011-811-2211

営業時間/10:00~17:15

定休日/日曜、祝日

駐車場/無料(6台)

https://ikeda-c.co.jp/

※丸井今井札幌本店大通館、さっぽろ東急百貨店、大丸札幌店に支店があります。

記事を書いた人
はれ暮らし編集部 ジョンソンホームズ

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