素敵な庭づくりアイデアとガーデニングの魅力
生活
#アウトドア#ガーデニング#庭#暮らし方#花・グリーン
白崎 貴子2023.07.02
こんにちは!札幌のハウスメーカー、ジョンソンホームズの白崎です。
「戸建てを持ったけどどのような庭にしたらよいかわからない。」
「ガーデニングに興味はあるけどやり方がわからない。」そんな声をいただくことがあります。
今回はガーデニング歴20年以上!ジョンソンホームズスタッフのお宅2軒へ訪問。
O邸は40代からガーデニングを始めたというスタッフのお母さま。
もう一方のK邸は年間を通してジョンソンホームズのオーナー様宅を回る家を知り尽くしたスタッフ。
そんな2人からお庭を始めたきっかけやライフスタイルの変化、初心者でも取り組みやすい簡単な庭の手入れポイントなどについて聞いてきました!
スタッフO邸
イングリッシュローズに出会って
ガーデニングに出会ったのは40代。
山野草から始めた後に、オールドローズに出会い、日本の物とは違う!と感じて購入申し込みをしました。
当時は市場に出回る前だったのもあり、裸苗を取り寄せながら始めました。
日本のバラは剣咲き。
ですが、イギリスのものはカップ咲が多く花びらの形が魅力的に見えました。
また、枝も細くて風が吹くと枝ごと揺れる姿に惚れ、ガーデニングにハマっていきました。
自宅のお庭のお気に入り
毎年パターンを変えて場所を変えたり移したりしながら楽しんでいるところがお気に入りです。
特に配置はこだわります。
高低差がないと見栄えがしないのでバラと合わせるシダ類も多く植えてバランスをとっています。
高さがあるほうが奥行きが出て見ごたえが増すことに気が付きました。
また、花の咲き始めの時期に色が多くなりすぎないように緑が鮮やかな宿根草を植えるのがおすすめ。
特に「ヒューケラ」はたくさんの色があるので壁に引っ掛けて飾ってもきれいに見えますよ。
自宅の庭で一番好きな時間は朝。
さっと朝ごはんを食べられるように庭の真ん中にはテーブルを常設しています。
朝の庭が一日で一番きれいに見えます。
自宅を建て替えて1年目の今年。
現在はまだ作成中で前の庭から植え替えたものたちがこれからどんな姿を見せてくれるかも楽しみです。
庭を手入れすることでの意外なライフスタイルの変化
庭の手入れをすると健康になると思います。
自宅で運動しなきゃと思いながら運動するのではなく、楽しみながら手入れをしていると一日に何百回とスクワットすることに気が付きました。
また、お庭に緑があると家族みんなが癒されます。
花友達もできて散歩の途中に花をみて、自宅にない品種を交換したりするのも花を育てているならではの交流で楽しいですね。
初心者でも取り組める簡単なお庭の手入れポイントは?
- 最初は好きな植物を3本ほどから
- 2年くらい鉢で育てる
- すぐに地植えをしない
バラを育てたいという人から相談を受けたとしたら「最初に育てるバラは3本くらいまでを2年くらい鉢で育ててみてね」とお伝えしたいです。
私も何十本と失敗をしています。
地植えしてしまうと色合いが喧嘩したときにもすぐに動かせない。
鉢だとたくさんレイアウトを試せるので安心です。
昔は植え替えの時期を間違えて地植えしたものを掘り返してしまい、みんなダメになってしまったこともありました。
地植え後の植え替えは9月20日を過ぎてから。
まずは鉢で数本育ててみて配置を変えたりするのを楽しめたらどんどんハマっていきますよ。
スタッフK邸
オーナー様宅で1つのバラに一目ぼれ
最初はコニファーを植えようと思っていたんです。
仕事でオーナー様のお宅をご見学した際にある庭に一目ぼれしました。
その庭はバラ単体ではなく、たくさんの植物がバラと相まっていて。さらにバラの種類もつるバラやミニバラなども植わっており、大きさ高さが違いあちこち目が動くような楽しい庭でした。
中でもピエールドゥロンサールを見て一目ぼれ。
バラをやりたい!と思いました。
最初は試行錯誤の日々
今では20年になる庭も始めた当初は何年も試行錯誤しました。
品種を選ぶ知識もなかったのでガーデンショップの店員さんに話を聞いて情報を聞いていました。
本州から出版されている本を読んでも北海道と気候も違うので話を聞けて家で実践を繰り返していました。
造作物もすべてDIY。
徐々に進めていって7年ほどたって納得感が出てきました。
初心者でも取り組める簡単なお庭の手入れポイントは?
- 好きな植物を2本ほどまず育ててみる
- ショップの人から直に話を聞く
- 鉢から育てて徐々に地植えに
住宅のオーナー様に最初に教えてもらったときに言われた事は「バラを2本ほど、怖がらずにまず育ててごらん。」ということ。
お気に入りのバラを見つけたらショップの人に病気に強くて寒さの耐性があるか、成長したらどのくらい大きくなるのかを確認。
最初から地植えをせずにまずは鉢から。
鉢に植えているだけでバラの性質がわかってくるので様子を見ながら地植えに変えるのがおすすめです。
また、自分の庭の地形を知ることも大切。
夏の季節の事だけではなく、冬にはこの場所は雪がどのくらいたまるのか、屋根の雪が落ちるところには植えないなど雪との付き合い方も考えてみるのもポイントです。
庭の維持の事を考えると植物の数を増やさないことがコツ。
隙間があるくらい余裕があるのも素敵です。
花が終わった後のお片付けや冬に向けての時期も、緑の中に花があるくらい落ち着いたお庭は管理しやすいですよ。
身近で幸せを感じられる庭
私の一番のお気にいりは5月の新緑の季節。
朝いちばんにお庭に出て6時から30分ほどお庭で過ごします。緑を感じるのが本当に気持ちがいいんです。今年もこんなにいい時期になったなと幸せを感じます。
バラの中でも枝ぶりが柔らかくて淡い色が好きなんです。
育て方がわかってきたのでイングリッシュローズにもチャレンジできるようになってきました。
足元もかわいらしく、ヘビイチゴやミニバラを植えています。
周りにはレンガや石を置いてカスタマイズ。
この日も通りがかりの方がお写真を撮られていたり、同じくお庭でガーデニングをされている方から声をかけてくれて生まれた“花友”もできたりと交流も増えて嬉しいです。
いかがだったでしょうか?
今回お話をお聞かせくださった社員宅のようにご自身でお庭を造っていくのはとても魅力的ですよね。
初心者でも鉢からだと始めやすいのでこの夏、ガーデニングで庭を楽しんでみてくださいね。
まずはプロに自宅の庭を見てもらいたい、自分だけではなくプロの力を借りて庭造りをしたいという方もいらっしゃるかと思います。
「さっぽろガーデンライフ」では花壇はもちろん目隠しのフェンスや枕木、シンボルツリーなどの施工事例も公開しておりますので興味のある方は是非ご覧になってみてくださいね。
- 記事を書いた人
- 白崎 貴子 ジョンソンホームズ マーケティング室
衣食住を自分好みにアレンジするのが好きです。
特にお家で好きなラジオをかけながらゆっくりご飯を作ったり、お花や緑が目線に入ったりすると心が落ち着きます。