北海道札幌での家庭菜園の時期は？農家さんに聞いた野菜づくりのポイント

北海道札幌の家庭菜園は苗の定植時期に注意！5月上旬に定植したい場合は？

札幌で家庭菜園をする際、気になるのは「定植（植物を栽培する最終の場所に植えること）の時期」について。

ホームセンターなどで野菜苗を入手し、「5月上旬に畑に定植したい」と計画しているご家庭も多いと思います。

ですが、5月上旬の札幌といえば、ゴールデンウィーク明けでもまだ寒さには油断できない時期。

昼間は暖かくても、夜になると気温が低くなることや、霜が降りることもあります。

定植するなら、地温が上がる暖かい時期（5月下旬～6月上旬頃）がおすすめです！

天気予報で最低気温などもしっかりと確認してから定植しましょう。

そして苗はあまり早い時期に購入しないほうが得策。

もし早く入手した場合は、ポット苗に水をあげて室内に置いておき、気温が上がり暖かくなってから定植をしましょう。

苗の根がボーボー伸びていたら「ポットから出して！」の合図です。

5月上旬に定植するなら風よけを！

ちなみに5月上旬に定植する場合は、状況によっては、冷たい風と横風から苗を守る対策が必要です。

そこで活躍するのがビニールの米袋。

苗の周りにポールを4本立て、上下を切った米袋で囲えば「簡易風よけハウス」になります。

風よけを行うのは5月いっぱいが目安です。

家庭菜園で気をつけたい、野菜づくりの3つのポイント

収穫を終えたら追肥が大事！

豆やジャガイモを除いて、どの野菜も1回目の収穫を終えたら追肥をしましょう。

粒状の鶏糞がよいですね！

以後の追肥は約3週間の間隔で。

ただし、与え過ぎは葉が異常に大きくなるなどの原因にもなります。

肥料袋にある施用量を参考にしてください。

ズッキーニ、トマト、キュウリを育てるコツ

ズッキーニ、トマト、キュウリなどは枯れた下葉を取り除きます。

特にズッキーニは葉がよく茂ります。

葉を落として風通しをよくすることで病気の発生を防ぎ、また、葉に隠れた実を取り残すこともなくなります。

キュウリは葉が邪魔をして実が曲がることも。

実の周りの葉を1枚2枚、落としてあげましょう。

また、キュウリの成長にはたっぷりの水が必要です。

雨が降らない日が続いたら水を与えてください。

アブラムシを見つけたら、牛乳を薄めて霧吹き

アブラムシが特につきやすいのはナス。

天敵のてんとう虫が退治してくれますが、いないときは葉にアブラムシを見つけたら薄めた牛乳の霧吹きを試してみましょう。

牛乳に含まれるたんぱく質がアブラムシの呼吸を妨げます。

松本さんに聞いた「ズッキーニのおすすめの食べ方」をご紹介！

松本さんにお聞きしたところ、ズッキーニは「半乾きがおいしい！」とのこと。

輪切りにして天日干しに。半乾き程度がおすすめです。

冷蔵庫で2～3日もちます。

半乾きの状態で焼くと、しっとりとした「ズッキーニステーキ」に。

いちばん簡単な食べ方は、めんつゆを使った浅漬け。

半乾きなら水分の出が少なく、味も染み込みやすくなります。

皆さん、ぜひ試してみてくださいね！

北海道ならではの時期やポイントを知って、家庭菜園を楽しもう！

家庭菜園をスタートする際、大事な「定植の時期」。

札幌で定植をする時期は、暖かくなってきた5月下旬頃がおすすめです。

もし5月上旬に定植する場合は、風よけなどの対策をしましょう。

札幌の「ファームまつもと」松本さんからお聞きした「野菜づくりの3つのポイント」を参考に、家庭菜園を楽しんでくださいね♪

はれ暮らしを運営するジョンソンホームズでは北海道の暮らしのヒントや生活のお役立ち情報なども発信しています。

ぜひ参考にしてください！