住宅で起こる不測の事故に備えよう!火災保険の活用事例
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鉋六 貴之2023.05.20
火災保険の基本知識: 住宅の損害をカバーする保険
火災保険は、火災による住宅の損害を補償する保険です。
火災保険のカバー範囲は、保険会社によって異なりますが、 一般的には火災以外の自然災害や、落雷や爆発による被害もカバーされています。
また、盗難や水漏れなどのトラブルに備えた保険として、火災保険に特約をつけることもでき、これには建物内部で発生する事故や不慮の出来事による損害にも対応するものがあります。
今回は、火災保険が活用された不測の事故の例について解説します。
火災保険の活用方法: 不測の事故への対応手順
火災保険を利用する場合は、保険会社に被害状況を申告し、必要書類を提出する必要があります。
被害状況の確認や、被害箇所の写真を忘れずに撮っておきましょう。
保険会社はその後、専門の鑑定人を派遣し、損害額を算定します。
火災保険でカバーされる損害事例: 突発事故・自然災害・他人への被害
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以下は、火災保険でカバーされる住宅の損害の例です。
1.不測突発事故(破損)
不測突発事故とは、予期せずに突然発生する事故のことを指します。
子どものいる家庭では、おもちゃでガラスを割ってしまうなど・・・。
火災保険によって、このような損害も補償される場合があります。
例)
お子様が窓におもちゃ等をぶつけてしまい割ってしまった
除雪時にスコップ等でポーチタイルを割ってしまった
パネルヒーターのサーモバルブを折ってしまった
2.自然災害による被害
台風などの自然災害によって住宅が損傷した場合、火災保険によって損害が補償される場合があります。
以下のような、よくあるトラブルにも適用されることがあります。
例)
落雪してエアコンの室外機が壊れた
雪庇が落ちて物置の屋根が壊れた
強風で雨樋が壊れてしまった
TVアンテナの取付ステーが壊れた
3.他人に怪我をさせてしまった、他人の物を壊してしまった場合の損害
偶然な事故により、他人を死傷させたり、他人の物を損壊させたりなど法律上の損害賠償責任を負った場合の損害を賠償するケースです。
たとえば、隣の住宅への浸水や、落雪による損害が挙げられます。
火災保険によって、このような損害も補償される場合があります。
例)
お隣の敷地に雪庇が落ちて物置をへこませてしまった
家財保険との違い: 動産財産と建物の補償範囲
家財保険は、家具・家電製品・衣類などの家庭内の動産財産を、火災・盗難・水漏れ・落雷などの事故による損害から補償するものです。
一方で火災保険は、建物(家屋)自体を火災などの災害から補償します。
火災保険で建物のみを補償することも出来ますし、火災保険と家財保険を組み合わせることで建物と家財両方を補償することも出来ます。
保険選びのポイント: 補償対象と適切なプラン選び
建物・家財の評価額は「それをもう一度手に入れるためにはいくら掛かるのか」という「再調達価額」という方法で設定されます。
実際に保険事故が起こった場合には、評価額に準じて設定された保険金額や修理費用の金額を基に鑑定が行われ、保険会社が保険の適用可否を判断します。
また家財保険に加入するかどうかは任意となり、守りたいものに応じて補償を選択する必要があります。
突然の事故に安心して対応するための保険。
補償したいものに応じて、適切な保険を選択することが大切です。
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- 記事を書いた人
- 鉋六 貴之 ジョンソンホームズ 保険事業部マネージャー
苗字が見慣れない方も多いかと思いますが、ほうろく、と申します。男の子、女の子の2児のパパです。車を運転することが好きで長距離ドライブも苦にならないので、最近の楽しみは自然豊かなキャンプ場で家族4人でのんびり過ごすことです。