ちょこっとドライブで磐渓へ！　新鮮野菜やワインを買っておうちBBQはいかが？

さっぽろばんけいスキー場：採れたての長沼町野菜が種類豊富。自然のなかでのアクティビティも楽しめる！

冬のスキー場として知られるさっぽろばんけいスキー場は、夏もさまざまな楽しみ方ができます。

「森のやさいやさん」もその一つ。毎日スタッフが長沼町の契約農家に集荷に回り、新鮮な朝採れ野菜を店頭で販売します。質の良い土で育った野菜には甘みがあり、農薬の使用も抑えていて安心です。季節の野菜やスーパーでは見かけないめずらしい野菜も多く、一度行ったお客さんはほとんどリピーターになるというのにも納得がいきます。

別海町のおいしい牛乳で作るソフトクリームもおすすめです。

アクティビティも充実しています。今年6月にリニューアルしたジップラインやツリートレッキングのほか、つり掘、マウンテンバイクコース、テニスコートも完備。サマーゲレンデではスキーやスノーボードが楽しめます。

ストライダーやペダルカーが用意され、お子さんも安心して遊べる広場もあります。

焼き台、食材がセットで「手ぶらBBQ」を楽しめるコーナーもあるので、お腹が空いたらお昼を食べるのもアリ。屋外で「密」を避けられるのが嬉しいですね。

※写真はすべて施設からの提供です。

さっぽろばんけいスキー場

札幌市中央区盤渓410

TEL.011-641-0071

営業時間・定休日／施設ごとに異なるため、ホームページで確認するか、直接お問い合わせください。

駐車場／あり（1000台）

https://www.bankei.co.jp

ばんけい峠のワイナリー：北海道産ブドウを使い、酵母のみで手づくりした個性的なワインに感激

スキー場のすぐ近く、宮の森・大倉山方面へと戻る途中には「ばんけい峠のワイナリー」があります。

ここは現代表・田村嶺さんのお父さんが2001年6月に始めたワイナリー。北海道の農家が心を込めて作ったブドウを原料に、酵母のみで丁寧に醸造します。酸化防止剤は使わず、選果から醸造、瓶詰めまですべて田村さん一家による手作業です。

田村さんにお話を聞きました。

「父はもともと発酵の専門家。地場産業の振興のためホタテ貝から肥料を作る研究などをしていたんです。リンゴ農家さんから加工品製造の依頼を受けてシードルを作ったのが酒造りのスタート。農家が泥くさく実直に作ることから『シードロ』と命名しました。その後、ブドウ農家さんからもお話をいただき、現在ではワイン、シードル、甘味果実酒を作っています」

家族経営で小規模のワイナリーながら、製品の種類は豊富。赤、白各3～4種のほか、シードル、道産アロニアやハスカップなどのフルーツワイン、ドレッシングにも使えるビネガータイプの「ビネガノワイン」も手に入ります。

なかでもおすすめは「峠のナイアガラ」（税込2390円）と「峠の赤ワイン」（税込1890円）。

仁木町産ナイアガラを醸造した「峠のナイアガラ」はフルーティで香りの高さが印象的。一般にナイアガラのワインは甘口が多数派ですが、このワインはすっきりとした辛口で、ブドウと酵母の持ち味がそれぞれ感じられます。魚介のパスタや和食、デザートとの相性もバツグン。キンキンに冷やしてBBQに合わせるのもおすすめだそう。

「峠の赤ワイン」には盤渓産と仁木町産のキャンベルアーリーを使用します。生食もできる品種で軽く、フルーティなので「赤ワインの渋みが苦手」という方にもおすすめです。軽めのお肉と合わせるとよりおいしくいただけます。

酸化防止剤不使用のため、開封後は冷蔵庫で保存し早めに飲み切りましょう。

無料試飲で（一部有料）、「お気に入りの一本」を見つける楽しみも！

道内農家からブドウを仕入れるほか、ワイナリー隣接で自家栽培するブドウ畑もあります。

週末限定オープンのテラスカフェでは、ブドウ畑を眺めながらワイン試飲と軽食が楽しめ、タイミングによってはパンやケーキ、田村さん手づくりのチーズに出合えるかもしれません。

※テラスカフェは現在一時休業中で、7月10日営業再開予定。来店前にお電話でご確認ください。

毎年11月3日には、新酒と新そばを合わせて楽しむ会も開催します（昨年は中止）。ばんけいバス「森学舎・峠のワイナリー前」停が目の前にあるので、試飲を楽しみたい方はバスでプチトリップを楽しむのもいいですね。地下鉄円山駅、発寒南駅、真駒内駅から発着があります。

ばんけい峠のワイナリー

札幌市中央区盤渓201-4

TEL.011-618-0522

駐車場／あり（5台）

https://sapporo-bankei-winery.jimdofree.com

※来店前に事前連絡をお願い致します。