肉卸直営店ならでは! 品質、価格、品揃えとも大満足のお肉屋さん「トリッパ」
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#アウトドア#お土産#ごはん・食べ物#ショップ#夏
はれ暮らし編集部2023.04.07
屋外での焼き肉が楽しみな季節になりました。
とはいえ、スーパーなどでお肉を購入するとどうしても種類が限られてしまって…と思うことはありませんか。
そんな時にぜひおすすめしたいのがホルモンを中心とした卸直営店の「トリッパ」。
バラエティ豊かで品質・価格とも申し分のないお肉が約80種類も店頭に並びます。
丁寧に下処理されたホルモン、焼き肉用肉など、約80種類のお肉が並ぶ!
北13条北郷通沿いに店舗を構える「トリッパ」。国産牛・豚のホルモンや精肉を中心に、飲食店などに卸業を行っている会社の直営店です。
人気が高いのは、国産豚の直腸を使う黄金ホルモン。鮮度が高く、品質のよい安心・安全なホルモンを丁寧に手で水洗いし、下処理をしているため、くさみがなく、コリコリとした歯ごたえがたまりません。味噌味と塩味、どちらもホルモンのおいしさをいっそう引き出してくれています。
肉厚のチョクチョウやふっくらとしたダイチョウ、コリッしたコブクロ…。それ以外にもコプチャン、チレトロ、ヨメナカセなど普段は見かけない内臓類も。豊富な品ぞろえの理由について、常務の西片家作さんは「焼肉屋さんに行くといろいろな部位のお肉があって、選ぶ楽しさがあるでしょう。あの楽しさを家庭でもぜひ味わってほしいと思って」と話します。
内臓以外にも、サガリやカルビ、タン、トントロといったおなじみのお肉も。生だけで約30種類、冷凍肉もあわせれば約80種類が店頭に並びます。
肉を扱う仕事に携わって40年以上という西片さんをはじめ、店のスタッフは〝職人〟という言葉がぴったりのプロフェッショナル揃いです。余計な脂などを取り除き、食べやすい大きさに切ったり必要に応じて隠し包丁を入れたり…。それぞれの肉に合った丁寧な下処理が施されているのも、トリッパのお肉のおいしさ、使いやすさの秘密。それでいて、卸ならではの良心的価格もうれしい限りですね。
それぞれのお肉について、分からないことなどがあれば、スタッフさんに気軽に聞いてみましょう。部位や特徴、おいしい味付け、意外な料理法など、どんな質問に対しても親切に答えてもらえます。
北海道の人たちにホルモンのおいしさを伝えた当時の苦労話も!
ところで、トリッパを訪れた人がみんなびっくりしてしまうのが、店内の飾りつけの楽しさ。その理由を西片さんに聞くと、返って来たのはこんな返事でした。
「焼肉って楽しいものでしょう。お店も楽しいお店にしたいんです。特に子どもさんが『楽しい、また来たい』と思ってくれるようなお店にしたくて」
西片さんが、ホルモンを扱う会社に就職したのは約45年前。その頃の北海道にはまだ、ホルモンなど内臓肉を食べる習慣はなかったそう。東京に本社を持つその会社で働くうちに、北見をはじめとするオホーツク地方の屠場(とじょう)で内臓の販路がなく、困っている様子を目の当たりに…。それらをすべて集めて東京方面に運んだところ、大好評のうちに売れていったのだとか。
松尾ジンギスカンが大人気だった当時の北海道。西片さんは「北海道には、こんなにも自宅で肉を焼く文化が根付いている。おいしさを伝えさえすれば、北海道でももっとホルモンを食べるようになるのではないか」と考えたそうです。
そこで各地のスーパーで自らホルモンを焼いて試食販売をスタート。最初は「内臓肉?」と敬遠して食べてくれない人が大半だったものの、お腹が空いた西片さんがおいしそうにつまみ食いする様子を、子ども達が見て「兄ちゃんちょうだい!」と手を伸ばしてくれるように。その子ども達が「おいしいよ!」とお母さんたちに伝えてくれたりするうちに、少しずつおいしさを分かってもらえるようになったのだ、と話します。
そんな西片さんのお話をうかがってトリッパで買い物を楽しめば、家庭での焼肉がもっと味わい深いものになりそうですね!
■お肉のアトリエ「トリッパ」
札幌市白石区川下2条6丁目2-2
電話:011-826-5151
営業時間:10:00~19:00、月曜定休
http://trippa.co.jp/
- 記事を書いた人
- はれ暮らし編集部 ジョンソンホームズ
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