見ても食べても幸せ!札幌の秋のスイーツや和菓子のおすすめ6選
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#お土産#ショップ#スイーツ#和菓子
はれ暮らし編集部2024.02.17
秋には、季節を感じる美味しいスイーツや和菓子でほっこりしたい…という方も多いのではないでしょうか。
そんな時におすすめしたい札幌市内の洋菓子店や和菓子のお店をご紹介します。
厳選された道産食材や旬のフルーツ、華やかなエディブルフラワーを使用していたり、海外でも活躍した経歴を持つシェフパティシエがこだわりを持ってお菓子作りをしていたり…。
ほっこりした栗を贅沢に使う秋ならではの和菓子は、日本茶はもちろん、コーヒーや紅茶、秋の日本酒「冷やおろし」などと合わせて楽しむのも粋ですね。
どのお店も真心のこもった手作りで、自宅用にも手土産にも喜ばれること間違いなし!
はれ暮らし編集部内でも人気が高い洋菓子店・和菓子店の定番や秋限定のケーキ、和菓子など、秋におすすめのスイーツばかりです!
※商品は2020年の取材当時のものです。現在の情報については各店舗へご確認ください。
札幌で秋におすすめのスイーツ 洋菓子編
早速洋菓子のスイーツからご紹介していきます。
定番の人気商品や、秋に食べたい季節のケーキにもご注目ください!
【西区】PATISSERIE YOSHI(パティスリー ヨシ)
▲左から人気NO.1、マロンタルトの上にフランス産マロンクリームがたっぷりのったていね山、西野の山シュー、西野ロール(ブリュレ)
西野の住宅街に立つ、可愛らしい一軒家のフランス菓子店PATISSERIE YOSHI。
札幌、東京、フランスで修業を積み、アフリカの生産地でカカオについて学んだ経歴を持つ小松良考さんが2006年に開いたお店です。
素材の味わいをしっかりと感じる地元の愛されケーキ屋さんで、店頭には、北海道産を中心に厳選された食材を使い、心をこめて手作りされたケーキが約30種類。
ロールケーキやプリンなどはシンプルさのなかにしっかりとした素材の味わいが光ります。
他にも見た目にも愛らしくお子さんが大喜びしそうなもの、洋酒が効いて大人や男の人にも楽しめるものなど、バラエティ豊かなケーキがずらり。
「季節感を大切にしている」というYOSHIでは、訪れるたびに違った美味しいケーキに出会えます。
10月は栗、カボチャ、11月頃からはチョコレートを使ったケーキが登場します。
▲左からやさしい甘さのパンプキンクリームたっぷりのパンプキンシュー、キャラメル色に煮詰めたリンゴとカスタードクリーム入りのタルトタタン
ケーキのほかパン、焼き菓子、マカロン、チョコレート、夏にはアイスクリームも大人気で、連日長い行列ができるほど(アイスクリームは10月~春まで休止中)。
「訪れるたびに、楽しくワクワクできる店内であることを心がけています」と小松シェフの奥様が話される、季節を感じさせる楽しいディスプレイにも注目ですよ!
札幌市西区西野10条8丁目2-7
TEL:011-666-7467
営業時間:9:00~19:00
休み:月曜・火曜
駐車場:20台
【中央区】Patisserie C’est BO et BON(パティスリー セ・ボー・エ・ボン)
▲左下から時計回りに、バルサミコ酢のジュレであえたドライフルーツやナッツの土台にバニラクリームがのったモデナ、アールグレイとレモン、カルダモンが香るノーブル、ミルフィーユタヒチ、マドレーヌミエルシトロン
南円山の住宅街、公園前のビル1階に2016年にオープンした隠れ家のようなお店がPatisserie C’est BO et BON。
花やハーブなど、意外な組み合わせが魅力の上品なフォルムの大人のお菓子を楽しめるパティスリーです。
オーナーシェフの藤井俊介さんは北見市の出身。
北見とフランスの洋菓子店、フランスのチョコレート店やパティスリーで腕を磨き、東京・青山の名店でスーシェフ(副料理長)を務めたのち、2016年にこのお店を開いたそうです。
店名のC’est BO et BONとはフランス語で「美味しく、美しく」という意味。
その名前の通り、店頭に並ぶケーキはどれもハッとするような美しさです。
旬のフルーツのほか、エディブルフラワーや野菜、ハーブ、スパイスなどここでしか出会えない組み合わせの品も多く、ワイン、シャンパンと合わせて楽しむお客さんも多いそう。
「お菓子、というよりは、ゆったりと味わうデザートという感覚で楽しんでいただければ…」と藤井さんは話します。
10月は栗、11月にはキャラメルやチョコレートを使った品がおすすめです。
▲左からラム酒が香るマドレーヌマロン、熊本産栗を粗めペーストにして栗の香を生かしたモンブラン熊本
見た目の美しさ、美味しさ、食感の楽しさに加え、藤井さんが大切にしているのは「香り」。
秋の澄んだ空気と一緒に、ケーキの香りも存分に楽しんでくださいね。
ケーキのほか、マドレーヌやクロワッサン、焼き菓子、チョコレートも店頭に並びます。
北海道札幌市中央区南7条西24丁目2-3 カルムマルヤマ1階
TEL:011-213-1065
営業時間:11:00~19:00
休み:火曜・水曜
駐車場:2台
Instagram:@cest.bo.et.bon_staff
Facebook:C’est BO et BON セ ボー エ ボン
【豊平区】Patisserie Jeunesse(パティスリー ジョネス)
▲左から、2009年札幌スイーツグランプリを受賞したハスカップフロマージュ、2種類のベルギー産高級チョコを使い何回度も焼き上げの手間をかけたトロワショコラ、オール道産食材で超濃厚な味わいのバスクチーズケーキ
以前は羊ヶ丘で人気を集めていたお店が、昨年秋に地下鉄学園前駅近くに移転しました。
オーナーシェフの若山一哉さんは、東京、フランスのほか、札幌のフレンチ名店・ミクニ札幌で腕を振るった経歴を持ちます。
若山さんが目指すのは「食べ終わった時に『もう一口食べたい』と思うケーキ」。
良質の道産食材や旬のフルーツをふんだんに使い、和菓子のテイストを取り入れたり、隠し味に醤油など意外な食材を使うことも。
シンプルで食べ飽きせず、小さい子や甘いもの好きな女性、高齢の方にも喜ばれる品から、甘さを控えて洋酒を効かせ男性や甘いものが苦手な人でも楽しめる品まで、種類豊富です。
若山さんは生産地の農家を訪ね、どんな思いで作物を作っているのかなど話を聞いて、美味しい食材を探し歩くことも多いそう。
店頭に並ぶケーキは20数種類で、1カ月に1度は新しいケーキが登場します。
10月にはリンゴやキャラメル、チョコレートを使った品、11月には洋ナシを使ったケーキがおすすめだそうですよ!
▲左から、キャラメルのクリームとリンゴのソテー、カリカリナッツの食感が楽しいこはく、完熟ミニトマトのようにスイートな味わいのぼおずきのタルト
お店にはケーキのほか、焼き菓子、マカロン、チョコレートが並びます。
注文後に仕上げる「消費期限30分」のオムレットやスムージーの販売も。
2020年9月には札幌エスタに2号店も誕生し、ますます利用しやすくなりました。
札幌市豊平区豊平6条5丁目1-5
TEL:011-827-0222
営業時間:11:00~19:00
休み:火曜
駐車場:3台
Instagram:@patisserie_jeunesse
Facebook:パティスリージョネス
札幌で秋におすすめのスイーツ 和菓子編
札幌のスイーツなら和菓子も見逃せません!
自宅用にも手土産にも喜ばれる和のスイーツをご紹介します。
【西区】餅菓商 彩蔵(さくら)
▲左から豆大福、草大福、プレミアム極(きわみ)・苺大福、彩蔵もち
2015年に開店した「彩蔵」。
その日の朝に作り、その日のうちにいただく「朝生菓子」が人気を呼んでいます。
店主の伊藤太久真さんは、宮の森で洋菓子店「レブリー」を営み長年愛されたのち「日本人として日本ならではの美味しいものを作りたい」との思いから和菓子の道へ。
「和菓子はほぼ独学でしたが、生家が静内の菓子店で、父が働く姿を見て育ったことも技術を身につけるのを大いに助けてくれました」と話します。
特に人気の高い豆大福は、初山別産もち米に希少な上富良野産赤エンドウ豆を使った逸品。
なめらかなお餅と、風味と歯ごたえある赤エンドウ豆、十勝産小豆の餡、ほどよい塩気が一体となり、きっとまた食べたくなる味わいです。
桜餅が大好き、という伊藤さん。
店名と同じ名の「彩蔵もち(さくらもち)」は、外は関東風の焼いた皮、内側は関西風の道明寺というユニークな品。
草大福もヨモギの香りと味わいが口いっぱいに広がります。
▲「奇跡の夏イチゴ」とも呼ばれるほど糖度の高い高級品種「夏瑞(なつみずき)」(東神楽町産)が入った「プレミアム極苺大福」。皮にも自家製イチゴソースが練りこまれ、名前にふさわしい贅沢な味わいです
▲「桜餅が大好き。一年中でも食べたい」という伊藤さんの思いがこもった彩蔵もち
この秋に特におすすめしたいのは、洋酒が香るフランス産マロンペーストたっぷりの「ていね山モンブラン大福」(通年販売)。
渋皮栗と練乳クリームを餅生地が包み込む、和洋折衷の大福です。
▲ていね山モンブラン大福
なお、クリスマスには完全予約・数量限定でクリスマスケーキも発売。
予約開始は11月からを予定しているそうです。
「レブリーのケーキが懐かしくて…」というファンの皆さんには見逃せませんね!
札幌市西区西野4条3丁目5-21
TEL:011-301-3008
営業時間:9:00~18:00 ※商品がなくなり次第閉店
休み:不定休
駐車場:なし
Facebook:餅菓商 彩蔵
【中央区】北の和菓子 四代 嘉心(かしん)
▲づくめ団子(5本入り)。消費期限は当日中。お団子を食べた後、黒ゴマを料理に活用するレシピも添えられています
円山、裏参道から路地に入った落ち着いた場所にある、風格を感じさせる和菓子店が嘉心。
その前身となったお店は根室で1901年に創業し、札幌へ移転・開業したのは2004年のことです。
金沢、東京で修業を積んだ4代目店主・高野嘉文さんが心を込めて腕を振るい、羊羹や最中、まんじゅうをはじめ、和の伝統を感じさせる和菓子が並びます。
嘉心の看板商品は何といってもこの「づくめ団子」。
品のあるパッケージを開いて蓋を取ると、そこにはたっぷりの黒ゴマ。
中に埋もれているお団子は柔らかくてコシがある絶妙の食感です。
保存料は使わず、上質な黒ゴマと和三盆の豊かな風味が味わえます。
季節を感じさせる限定和菓子も四季折々に登場し、秋には栗蒸し羊羹や南瓜餡の饅頭、11月に入ればひよこ豆のきんつばが楽しみです。
▲栗蒸し羊羹(9月~冬)。生の栗をお店で手作業で剥き、じっくり甘露煮にしたものがぎっしり。しっとりしたやさしい甘さで手土産にもぴったりです
早い時間に売り切れとなる品も多いので、どれも確実に手に入れたい場合には予約がベターです。
札幌市中央区南2条西20丁目2-20
TEL:011-623-0185
営業時間:10:00~18:00 ※冬期間は17:00閉店
休み:月曜、第2・3火曜
駐車場:3台
【豊平区】福屋
▲手前から時計回りに豆大福、キウイ大福、コーヒー大福
北海道産、秋田産を独自にブレンドしたという餅生地は絹のようになめらか。
看板商品は「コーヒー大福」で、コーヒーの苦みと餡の甘さ、クリームのコクが絶妙な美味しさです。
多い日には1日600個近く売れることもあるそう!
さらに、初めて聞いた人はビックリすること間違いなしなのが「キウイ大福」。
餡とキウイがこんなに合うだなんて、これはもう絶対に食べてみていただきたい感動の味!
ややかためのキウイを熟成させ、程よい頃合いのものだけを使うのが美味しさの秘訣だそうです。
いずれもその日にお店で手作りしたものだけを販売し、消費期限は翌日まで(キウイ大福は当日中)。
冷凍保存も可能で、自然解凍でおいしくいただけます。
秋におすすめの品はくり大福と栗入りどら焼。
どら焼きはふわふわの生地から大きな栗がひょっこり顔を出し、見た目のほっこり感も印象的です。
12月頃には桜餅、イチゴ入り桜餅が登場し、毎年楽しみにしているお客さんも多いそう。
▲くり大福、栗入りどら焼
いつもひっきりなしに客足の絶えないお店で、店主さん(右)、スタッフの皆さんもとても親切でフレンドリー。
アットホームな雰囲気に気持ちも温まります。
※写真は移転前のものです。
福屋
札幌市豊平区平岸2条12-3-10
TEL:011-812-2936
営業時間:8:30~18:30(夕方以降、売り切れ閉店の場合あり)
休み:不定休
駐車場:なし
札幌の秋のスイーツや和菓子で季節を楽しもう!
札幌には、洋菓子も和菓子もこだわりのスイーツのお店がたくさんあります!
味はもちろん、見た目にも季節を感じるスイーツでほっこりとした時間を過ごしてみてくださいね。
こだわりのスイーツはおうちで食べるのもいいですし、お土産にしても喜ばれます。
季節を感じるお菓子や、1年を通して人気のスイーツもぜひ選んで楽しんでみてください!
※価格や商品は2020年の取材当時のものです。最新情報は各店舗へお問い合わせください。
- 記事を書いた人
- はれ暮らし編集部 ジョンソンホームズ
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