缶詰の温め方は?NGの方法や注意点、実際に温めて食べてみた感想も!
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#ごはん・食べ物#防災
はれ暮らし編集部2022.07.29
鯖缶をはじめ、「ナニコレ」と思わず二度見してしまうものまで、昨今、店頭に並ぶ缶詰は種類が豊富ですね。
開ければすぐに食べられる手軽さですが、缶詰は温めるともっとおいしくなるものも!
とはいえ、缶詰にはNGの温め方もあるので注意が必要です。
今回は、缶詰の温め方をご紹介します!
実際に気になる缶詰を温めて食べてみた感想や、缶詰を使って手軽にできるアレンジもご紹介!
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
缶詰の温め方は湯煎がおすすめ!NGの温め方は?
缶詰の温め方でおすすめなのが、お湯に浸けて温める「湯煎」。
熱伝導がいい缶は湯煎で十分温まりますし、湯煎によって缶詰の中まで均等に温めることができるため、缶詰をよりおいしく楽しめます。
缶詰を湯煎する時は、まずお鍋に缶詰がかぶるくらいの量の水を入れ、お湯を沸かします。
沸騰したら火を止め、缶を開けずにそのままお湯の中に入れます。
この時、火は必ず止めましょう。
火にかけたまま缶詰を入れると、缶詰内に残っている空気が膨張して破裂してしまう可能性があります。
缶を入れたら3~5分ほどで取り出します。
取り出す時は火傷に注意してくださいね。
缶詰を開ければ出来上がり!
缶のまま食べれば洗い物も減りますし、食卓だけでなく登山食やキャンプ飯にもぴったりです。
缶詰のNGの温め方は?
缶詰を温める際、缶のまま直火にかけたり電子レンジを使うのは避けましょう。
電子レンジで温めると缶が発火する可能性があって大変危険です。
電子レンジを使う場合は、お皿などに中身を移し替えてから温めるようにしましょう。
また、直火で加熱もNG。
特にキャンプなどでは、直火で缶詰を温めたくなりますが、缶が破裂してしまったり、高温になって火傷の危険性もあります。
編集部おすすめ!ちょっと変わった缶詰やアレンジ方法をご紹介
今回は、はれ暮らし編集部メンバーが気になった缶詰を実際に温めて食べてみました!
購入したのはこちら、魚介類と肉の缶詰8種類です。
- さくら肉大和煮〈鯨風味〉
- うまい!さば塩糀煮
- ムール貝のあっさりアヒージョ
- やきとり うま辛味
- こだわりの牛しぐれ〈そぼろ風〉
- オイスターオリーブオイル漬け
- 焼肉 牛
- サバカレー
各自ご飯を用意して臨みました。
まずはそのまま常温の状態で食べ、次に温めて食べてみる。
これを繰り返します。
独断と偏見の実食の感想は、メンバーの総論でお届けします。
鯖缶やお肉の缶詰のほか、オイスターの缶詰やカレー缶などさまざまな缶詰があります。
お店で見かけたらぜひ試してみてくださいね!
NOZAKI さくら肉大和煮〈鯨風味〉/川商フーズ
「くじら!」「いや、馬肉」「ば、馬肉?!」…さくら肉とは、馬肉のことですね。
大和煮ということで、味付けのベースは醤油と砂糖です。
そのまま食べると甘さが強めでピリッと一味唐辛子がほしい感じです。
肉は想像よりも硬めな印象。
今回は温めすぎてしまったのか、味が濃くなった印象です。
ニラや生姜と炒めると相性良さそうですね。
こちらの缶詰は、温めずにそのままのほうがイケる感じです。
SSK うまい!さば塩糀煮/SSKセールス
国内水揚げのさば使用、化学調味料無添加、国産ゆず使用との表記が。
缶に“うまい!”の文字が躍っています。
麹のおかげか、そのままでも柔らかくて食べやすく、あとからほんのりくるゆずの香りが上品。
買って正解の一品です!
温めるとよりさっぱり、シンプルな味わいに。
そのままでも温めても、どちらもおいしく楽しめる缶詰でした。
ムール貝のあっさりアヒージョ/輸入者:カネイ岡
こちらは「温めるよりそのまま食べる」に軍配が。
そのまま食べて、家飲みのおつまみにぴったりな一品です!
パッケージに、ムール貝はチリ産で、オイルはひまわり油を使用との情報が。
企画は日本、原料はチリ、製造は韓国の「グローバルプロジェクト商品」です。
しっかりと辛く、貝もおいしく、想像以上に本格的な味わいが楽しめます。
パスタに和えても良さそうで、ワインのほか日本酒にも合いそうです。
HOTEI やきとり うま辛味/ホテイフーズ
国産の鶏肉を炭火で焼いているとのこと。
いただいてみます。
そのままだと煮こごり状態のたれがちょっと濃いめの甘辛で、ビールが飲みたくなる味です。
これは温めて食べる、に軍配。
ビールのお供できまりです。
KOKESHI こだわりの牛しぐれ(そぼろ風)/ホリカフーズ
荒く挽いた牛の赤身肉を国産生姜と合わせ、甘さ控えめの自家製たれでじっくりと炊きあげたというこの缶詰。
細切り生姜が乗っていて、見た目にも存在感があります。
ほとんど汁気がなく、ほどよく残る粗挽き肉の食感と生姜のバランスが良い感じ。
やや濃い目の味付けで、ご飯に合います!
温めたほうがよりおいしくいただけます。
卵と一緒に炒めてしぐれ煮丼にするなど、アレンジ方法も豊富なのでストックしておくと重宝するかもしれません。
オイスターオリーブオイル漬け/千葉産直サービス
広島県産のかきを、スペイン産エキストラバージンオイルと天日塩だけで漬けているという缶詰。
燻製するのではなく蒸したかきを使用とのことで、素材へのこだわりがうかがえます。
たくさんのかきが入っています。
オイル漬けのしつこさは感じられず、なかなか美味。
パンと一緒に食べるとさらに楽しめます!
温めるよりもそのまま食べる方がおいしいかもしれません。
パッケージには、アヒージョのレシピが。
オイルごと活用してアヒージョやパスタなどにアレンジしてもいいですね。
焼肉 牛/ニッスイ
牛の焼肉。
商品名がド直球です。
そのままだとちょっと甘めな感じで、ぽろっと崩れるような食感。
こちらも温めるよりもそのまま食べるに軍配です。
焼肉?!…と疑問は残るもののこれはこれであり。
紅しょうがや小ネギなんかをトッピングしたら合いそうです。
信田缶詰 サバカレー
最後はメンバー全員が存在を知りつつも、食べたことがなかったサバカレー。
インド人(?)が両手でサバを抱えたイラストもジワジワきます。
おのずと期待が高まります。
フタを開けると、カレーのいい匂いが。
ぶつ切りのサバがごろごろ、ジャガイモやニンジンも入っています。
辛さは中辛くらいで、ぽてっとしたルウにさばの風味がいい感じに溶け込んでいて、食べやすく、おいしい缶詰です。
温めるとよりご飯に合い、カレーライスとして楽しめます。
ご飯でななくパンやナンと一緒に楽しむアレンジもアリ!
しっかりシーフードカレーの体を成していて、また食べたい1缶。
キャンプなどの朝ごはんにも重宝しますね。
最後に、今回のラインナップから編集部が独断と偏見で選んだ、おいしい缶詰ベスト3は、
1位:ムール貝のあっさりアヒージョ
2位:サバカレー
3位:うまい!さば塩糀煮
でした!
缶詰は温め方に注意して手軽に楽しもう
バリエーションも多彩で手軽に楽しめる缶詰は、温めるともっとおいしくなるものもあります。
缶詰の温め方は湯せんがおすすめ。
お湯を沸かして火を止めから缶詰をそのまま入れます。
温まったら鍋から取り出し、缶を開けていただきます!
保存がきく缶詰は、調理をするのが面倒なとき、あと1品ほしいとき、手軽な家飲みのお供としても便利。
キャンプ飯や登山食など、アウトドアでもおいしい食材を楽しめます。
食材によってさまざまなアレンジも楽しめるので、普段から食べ慣れた好きな缶詰をストックしておけば、非常時にも役立ちますね。
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- 記事を書いた人
- はれ暮らし編集部 ジョンソンホームズ
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