キッチンのコーティングは自分で?プロに依頼?自分でする手順も!
掃除・お手入れ
#お手入れアイデア#キッチン#メンテナンス#新築の家づくり#水回り#設備
眞鍋 美沙2022.07.28
「コーティング」という言葉を耳にしたことがある方も多いことでしょう。
ものの表面を塗料などで覆う(コートする)ことで、キズや汚れを着きにくくしたり汚れ落ちをよくする方法です。
自動車のボディのほか、住まいのメンテナンスでもよく耳にします。
オーナー様からよく「コーティングって自分でできるの?」と聞かれますが、できる場所とできない場所があります。
自分でできるコーティングとしておすすめしたい場所NO.1はキッチンシンク。
ちょっとした手間でキッチンがピカピカになります。
今回は、キッチンシンクのコーティングを自分でする場合と業者に依頼する場合のメリット・デメリットを比較し、自分でコーティングする際の液剤の種類や方法をご紹介。
ピカピカのキッチンシンクを簡単に維持できれば、キッチンに立つのがきっと楽しみになりますよ!
キッチンシンクのコーティングは自分でできる?
住まいのコーティングがよく行われる場所は、キッチンシンクや洗面台、玄関・エントランスが代表的です。
いずれも汚れや水垢が目立ちやすい場所だからこそ、コーティングをすることで汚れ落ちもよくなって、普段のお手入れも楽になりますよ。
その中でも自分でできる簡単なコーティングとしておすすめしたいのが、キッチンシンクです。
私も1カ月に1回程度自分でコーティングをしていますが、しっかり効果が実感できるくらい水をはじいてくれてシンクがきれいになります。
コーティングを自分でやる場合とプロに依頼する場合ではそれぞれにメリットとデメリットがあります。
自分にとってどちらがより良さそうか、メリット・デメリットを比較して検討してみてください。
自分でコーティングするメリット/デメリット
○費用が安い(約700円~)
○自分のしたい時に手軽にできる
×効果が短い(1~3カ月)
自分でコーティングを行う一番のメリットは、やはり安く済むという点でしょう。
使うコーティング剤の価格にもよりますが、1回1,000円以下でもコーティングができます。
自分で行うので、キッチンをしばらく使わない時間に気軽にできるのも嬉しいポイントです。
ただし、手軽にできるスプレータイプのコーティング剤を使う場合は、コーティング剤の効果が1~3カ月程度と短めなのがデメリット。
コーティングの効果が弱まってきたら再度コーティングをする必要があります。
プロに頼むメリット/デメリット
○効果が長持ちする(1年~数年)
○事前クリーニング、コーティングともプロならではの仕上がり!
×費用がかかる
プロに依頼すると、コーティングの仕上がりが綺麗になるのはもちろん、効果が年単位と長いのがメリットです。
新築時(入居前)に行っておくと、シンクがきれいなままコーティングできるのでさらにおすすめです。
プロに頼むとコーティング剤の費用以外にも料金がかかるのがデメリットですが、新品のシンクを綺麗なままキープしたい場合にはプロの力を借りるのも賢い手ではないでしょうか。
キッチンのコーティング剤の種類
コーティングを自分でする場合のコーティング剤の選び方をご紹介します。
市販のコーティング剤にはさまざまな種類がありますが、大きく「スプレータイプ」と「液体タイプ」の2種類に分かれます。
それぞれ特徴やコーティングの手順が異なるので、実際に試して、自分に合ったものを探してみてくださいね。
スプレータイプ
汚れが落ちた状態のシンクにコーティング剤をスプレーするタイプのもの。
手が汚れることも比較的少なく手軽に使えます。
効果が持続する期間は1~3カ月程度と短いため、効果が弱まってきたら再度スプレーしてコーティングし直します。
液体タイプ
液状のコーティング剤をクロスなどにつけてシンクに塗っていくタイプです。
効果が持続する期間が比較的長く、3年程度効果が続くものも。
スプレータイプのコーティング剤よりも手間がかかる点はデメリット。
液体でかぶれることがあるので手袋が必要だったり、コーティングが乾くまでの時間も長くかかります。
ちなみに私が愛用しているのは手軽なスプレータイプで1本700~800円ほど。
こまめにコーティングするのが面倒という人は、効果が長い液体タイプを選ぶと良いでしょう。
キッチンのコーティングを自分で行う方法は?手順をご紹介
今回は、手軽なスプレータイプのコーティング剤を使用する場合を例に、自分でコーティングをする方法を見ていきましょう。
その手順は次の通り。
普段の掃除にほんのひと手間をプラスするだけでOKです!
- シンクを掃除する
- 水を拭きとる
- コーティング剤をスプレーする
- スポンジでのばす
- 乾いた布で乾拭きする
これだけで、シンクに汚れや水垢、着色などが着きにくくなります。
コーティングをキレイに仕上げるためのポイントは、事前の掃除を丁寧にすること。
汚れが残ったままでは、汚れごとコーティングしてしまう(覆ってしまう)ことになるからです。
とはいえ自分で頑張ってピカピカに磨こうとすると、シンクを傷つけたり、すでに施してあったコーティング剤が剥がれたり、ということも起こります。
汚れがひどい場合には業者に頼むのもよいでしょう。
キッチンシンクのほか、洗面台やトイレの手洗い場も同様の手順で自分でコーティングが可能です。
キッチンのコーティングは自分に合った方法で実践しよう
汚れや水垢が目立ちやすいキッチンシンク。
キッチンシンクのコーティングは、自分で行うことも可能です!
コーティングをすることで、毎日のお手入れが簡単になりますよ。
コーティング剤には、スプレータイプと液体タイプの2種類があります。
それぞれ手軽さや効果の持続期間に違いがあるので、自分で行う場合は、使いやすくライフスタイルに合ったものを選びましょう。
コーティング剤をかける前には、しっかりと掃除して汚れを落としきることがポイント。
水分を拭き取り、コーティング剤をスプレーしたら全体に伸ばし、乾拭きすれば完了です。
ただし、きれいに仕上げたい場合や汚れがひどい場合はプロに依頼することも検討してみてくださいね。
ちなみに、汚れやすい玄関もコーティングすることでより快適に過ごせる場所。
玄関タイルのコーティングは自分でやるのが難しいのですが、その理由やコーティングの方法については「玄関タイルのコーティングは必要?コーティングの流れや掃除のコツ」をご覧くださいね。
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ジョンソンホームズでは、コーティングに関するご相談をアフターメンテナンスのお問い合わせから受け付けていますので、お気軽にご連絡ください(※)。
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- 記事を書いた人
- 眞鍋 美沙 ジョンソンホームズ メンテナンス部 ジョンソンレディ
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