秋のおうちのお手入れは「スノーダクトの点検」も忘れずに。難しい場合はプロに相談を!
掃除・お手入れ
#ダクト#一戸建て#屋根#秋
中澤 理恵2023.09.14
無落雪屋根のダクトは、雪が降る前の点検が欠かせません。周辺から飛んできた枯葉などが詰まりやすく、放置すると雨漏りやすが漏れの原因に。ダクトだけではなく、屋根の板金の継ぎ目に異常はないかのチェックも必要です。とはいえ「屋根が高くて怖い、登れない…」とおっしゃるオーナー様も多いもの。そんな場合はプロに相談するという方法もあります。
点検は必須。詰まるとすが漏りを起こし建物に深刻なダメージを与えることも
札幌は9月に入ると気温も下がり、そろそろ冬を迎える準備を考える時期です。
無落雪屋根の住宅にお住いの場合、雪が降る前に必ずしておきたいのが、屋根にあるスノーダクトの点検です。
ここには周辺から飛んできた枯れ葉や砂ぼこりなどが溜まりやすく、放置すると詰まりの原因になります。ダクトが詰まると雨水がオーバーフローを起こして、漏水、すが漏りを引き起こすことに…。
溜まった土ぼこりがヘドロ化しそこに植物が生えて根が屋根を侵食するようなことも起こります。
いずれも建物の内部にも大きなダメージを与えるため、スノーダクトの点検を欠かしてはならないのです。
スノーダクト のメンテナンスの大切さについては、こちらの記事もご覧ください。
点検リミットは10月いっぱい。晴れた日に、必ず2人1組で作業を!
実際にスノーダクトを点検する際は、次のポイントをおさえましょう。
- 雪が積もる前(10月中)の晴れた日に行う。
- サンダル厳禁。滑りにくい靴を着用。
- 必ず2人一組で!
- レジ袋、ほうきを用意。
- チェックポイントは「ダクトの詰まり」と「板金の継ぎ目」
屋根に上る時に一番気を付けなければいけないのは、「滑る」ことで生じる事故。
晴れてはしごや屋根が乾燥している日を選び、滑りにくい靴で上るようにしてください。絶対に一人で作業することはせず、下で誰かが様子を見守って、万が一の時にはすぐ対応できるようにしましょう。
毎年点検を行っている人なら、レジ袋+ほうきを用意すれば十分に清掃ができますが、「数年ぶり…」という場合にはもっと大きな袋が必要になることもあります。
はしごを上る時に物を持つことで手がふさがるのが不安なら、見守りの人に協力してもらい、屋根に上った後でひもなどで引き上げれば安心です。
屋根に上がったらダクトから排水口にかけての詰まりを点検し、ゴミなどがあればきれいに清掃を。
さらに板金の継ぎ目に異常ができていないかも点検しておきましょう。もし隙間などがあれば、早めにコーキングしてふさぐ必要があります。
秋、雪が積もる前の点検は必須ですが、理想を言えば春の雪解け後ももう一度点検できるとさらに安心です。
こんな感じに、砂が溜まっていることが多いです。
落ち葉がたまっていることもあります。
屋根に上るのが不安な方は無理をせずプロに相談しましょう
とは言え、スノーダクトの点検についてオーナー様にお話をすると「自分で上るのは不安」「高い所が怖い」という声をお聞きすることも多いものです。そのような場合は、無理をせずプロにご相談を!
当社でもオーナー様を対象にご希望があればダクトの点検を行っています(1回8,000円)。写真撮影をして屋根の状態をお伝えするとともに、簡単なゴミ拾いもしますので、こちらからお気軽にお問い合わせください(※)。
※当サービスはジョンソンホームズでご建築いただいたオーナー様に限らせていただいております。何卒ご了承ください。
- 記事を書いた人
- 中澤 理恵 ジョンソンホームズ メンテナンス部 ジョンソンレディ
この仕事を始めてから苦手だった掃除や片付けが楽しくなってきました♪お客様の心に寄り添いつつ、退屈なルーティンワークにも日々の小さな楽しみを感じてもらえるお手伝いができたら嬉しいです。