注文住宅と建売の違いは?どっちを選ぶ?特徴を徹底比較!
家づくり
#新築の家づくり
はれ暮らし編集部2021.01.12
注文住宅と建売住宅で迷っているという方も多いのではないでしょうか。
せっかくのマイホームですから、後悔のないようにそれぞれの特徴やメリット・デメリットをしっかりチェックして選ぶようにしましょう。
今回は、注文住宅と建売住宅の違いを比較します。
注文住宅と建売の違いや特徴は?
注文住宅と建売、それぞれの特徴や違いについて見ていきましょう。
注文住宅とは?
注文住宅とは、自ら打ち合わせに参加し自分好みの家を一から作り上げていく住宅のことです。
まずは土地探しから行い、ハウスメーカーや設計事務所、工務店などに設計や工事を依頼し、一緒に家づくりを行います。
間取りやデザインなども細かく設計していくうので、完成までの時間は最低でも半年間ぐらいかかる場合も。
家を作り上げていく工程を見ることができるので、欠陥工事などを防ぐことができ、より愛着のわく家になります。
建売住宅とは?
建売は、すでに建物が完成した状態で売りに出されている新築分譲住宅のことです。
土地とセットで販売されており、物件の完成後に販売される住宅と、建築中に販売が開始される住宅があります。
いずれにせよ住宅の設計が決まっているケースが多く、価格が最初から明示されているのが特徴です。
メーカーによりますが、自分の資金・条件と一致したら即購入可能です。
入居までの期間は4か月程度など比較的短く、注文住宅より早いです。
しかし、間取りや設備があらかじめ決まっているので納得した上での購入が不可欠です。
また、完成している家ですので工事過程をチェックすることはできません。
注文住宅と建売のメリット・デメリットを比較!
それぞれ特徴が異なる注文住宅と建売。
メリットとデメリットも比較していきましょう。
注文住宅のメリット
注文住宅のメリットは、設計の自由度が高いことです。
自分で一から家づくりを進められるため、外観や間取り、設備、内装などの希望や理想を取り入れて、自由に住まいを建てていくことができます。
また、着工前のプラン作りから施工中、竣工に至るまでの過程を自分で確認しながら進められるため、自分の家を自分で建てる満足感や充実感が得やすい点もメリットの一つです。
注文住宅のデメリット
注文住宅は、手間とコストがかかるというデメリットがあります。
見積もりや設計など、詳細に決めるべき事柄が多く、建売の購入とは比べものにならないほどたくさんの時間が必要になります。
また、設備にこだわって費用がかさんでいったり、設計や施工段階で変更があった際には追加費用が発生したりと、予算オーバーになるケースも。
設計と工事で依頼する会社を複数に分ける場合は、会社ごとに支払い時期などの契約事項が異なる場合もあり、それぞれに注意して進める必要があります。
建売のメリット
建売住宅のメリットは、購入の手続きや流れが比較的簡単だという点です。
注文住宅とは違って何度も打ち合わせをする必要もなく、マンションや中古住宅を購入する場合と同様に、仕事が忙しい方でも購入がスムーズです。
入居できるまでの期間も短い場合が多く、すぐに住みたい場合は建売がおすすめです。
また、注文住宅に比べて建売住宅の方が価格が安いのもメリット。
建設会社が土地をまとめて購入し、住宅を一度に建設するため、価格相場が安くなる傾向があります。
建売のデメリット
建売のデメリットは、設備や間取りなどが規格化されているため、自分のライフスタイルに合わせて考えると思い通りにならないことも。
住宅によってはオプションで設備や仕様を変更できる場合もありますが、あくまで一部の機能のみの変更となるため、理想通りのマイホームとはならない場合もあります。
また、すでに完成した建物を購入するため、着工時から建築の様子を確認することはできません。
そのため、しっかりとした工事が行われているのかなど、不安が残る場合もあります。
注文住宅と建売の金額の違いや注文住宅のコストを抑える方法
やはり、建売住宅より注文住宅の方が費用はかかります。
ではいくらぐらい違うのか比較していきます。
住宅金融支援機構の「フラット35利用者調査(2019年度)」によると、2019年の全国の注文住宅の平均購入価格は4,257万円、新築の建売の平均価格は3,494万円と、かなり差があります。
注文住宅と建売ではどうしてもコストに差が出ます。
しかし、注文住宅でも設備やデザインにこだわらなければ、コストを抑えることができます。
設備のグレードを落としたり、塗装などの自分たちでできる部分はDIYするなど、工夫次第でこだわりの注文住宅が予算内で建てられる可能性もありますよ。
まずは、自分に合ったお家づくりはどちらなのかハウスメーカーにてご相談を。
資金計画を一緒に立ててもらうことをお勧めします。
注文住宅と建売の違いを比較して選ぼう
注文住宅は、自分で一から設計して家づくりを行って建てる住宅。
建売はすでに完成している住宅を土地とセットで購入する住宅のことです。
注文住宅のメリットは、自由に設計でき、満足感や納得感をもってマイホームを購入できる点。
一方で、打ち合わせなどの手間やコストがかかるというデメリットがあります。
建売は比較的価格が安く、購入手続きが簡単ですぐ入居しやすいのがメリット。
しかし、ある程度規格化された住宅になるため、完全な理想の家を購入するのは難しく、工事への納得感が得にくいというデメリットもあります。
注文住宅は工夫次第でコストを抑えることもできるので、それぞれのメリット・デメリットを比較して、自分のスタイルに合う方法で新居の購入を検討してくださいね。
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- 記事を書いた人
- はれ暮らし編集部 ジョンソンホームズ
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