ペットと暮らす家の間取り実例をご紹介!犬と暮らす家・猫と暮らす家
家づくり
#ペット#マンション#一戸建て#中古住宅#内装#飾り方
はれ暮らし編集部2022.07.29
「マイホームをもつなら家族の一員の犬・猫にとっても過ごしやすい家をつくりたい」
「いつか犬・猫と一緒に生活したい」
愛犬家・愛猫家さんの中にはこのような想いを抱く人は多いでしょう。
ここでは、ペット別の特徴を元に、一緒に暮らす家で考えておくべきことをご紹介します。
また、ペットと暮らす家の間取りのアイデアや工夫、併せて、おしゃれインテリアを実現している可愛いコたちのいる暮らしのシーンを写真でお届けします。
この先の家づくり、DIYなどで、思わず真似したくなっちゃうかも?!
ぜひ参考にしてくださいね。
ペットと暮らす家の間取りで考えておくべきことや注意点
ペットと家族、どちらも心地よい家を建てるには、それぞれのペットの特徴やどんな設備があればよりいいかを知ることが大切です。
犬と猫の特徴や、快適に暮らすためにまず考えておくべきことを見ていきましょう。
犬の特徴と暮らしやすい間取りのヒント
お散歩が大好きなワンちゃんも多いですよね。
家の中の動線を工夫したり庭にドッグランを設置すると、室内犬でもたくさん運動させてあげることができます。
また、犬は穴ぐらのような狭い場所が落ち着くようです。
家族がいる空間に適度な距離を保てるペットスペースを設置して、リラックスできる場所を作ってあげるのがおすすめです。
ペットスペースでは、体温調節が苦手な犬のためにお腹を冷やせるものを設置してあげるとさらにいいですね!
外を覗くのが好きな犬も多いです。
犬の目線の高さに見晴らし窓を作ってあげましょう。
床や壁にもこだわって、安全性も考慮したいところ。
フローリングだとワンちゃんが滑ってしまう可能性もあるので、滑りにくい素材やコーティング床、触り心地のいい無垢材などを検討してみてください。
壁材に珪藻土を使えば、高い遮音性や消臭効果が期待できます。
キッチンは犬にとって危険な場所になることも。
ペットゲートを適度に設置すれば、調理中に入ってきてしまった!という事態を防げます。
猫の特徴と暮らしやすい間取りのヒント
猫も犬と同じで、狭い場所が大好きです。
ペットスペースを作ったり、猫が高い場所が好きなので梁などを利用してキャットウォークを作ってあげましょう。
猫がリラックスできるよう、適度な距離感を保てる空間設計を重視してみてください。
また、体温調節やノミ・ダニなどの害虫駆除のために日向ぼっこができるスペースも検討してみましょう。
爪とぎ柱やペットドアは必ず設置しておきたいもの。
自分のテリトリーを見回る習性がある猫ちゃんのために自由に動き回れる猫専用のペットドアがあれば、家族の手もわずらわされず、快適な状態で一緒に暮らせます。
犬と暮らす家の間取り実例
ここからは、犬と暮らすご家族の新築やリフォーム物件の実例をご紹介します。
取り入れたい部分は積極的に真似してみてくださいね。
ペットスペースを日当たりのいい場所に設置した実例
愛犬がストレスなく過ごせる、自分たちらしい家をとプランした開放的な北欧スタイルの家。
ヴィンテージ加工の無垢フローリングや白ブリック、タイルなど自然素材を生かした空間です。
ペットスペースはリビングの一角、日当たりのよいアルコーブの部分に。
お手入れが簡単にできるよう床はフロアタイルを採用。
ワンちゃんはお留守番のときもここで動き回ることができます。
土間を活用して散歩の前後も楽になる工夫をした実例
こちらは、2匹の大型犬と暮らす家。
お散歩は、準備も帰宅後の足拭きなどのケアも意外と大変ですよね。
土間ではグッズを収納したりエサの用意をしたりでき、その奥にはお手入れもできるワンちゃん用の部屋が。
この部屋はリビングともつながり、家族の近くでワンちゃんたちが安心できるよう配慮されています。
玄関ホールには、小さなボウルの手洗いカウンターを設けています。
犬も自由に歩ける廊下を設置した実例
くつろぐシーンと食事をするシーンにメリハリをつけるため、リビングとダイニングを分けた間取り。
2つのスペースをつなぐ廊下を、ワンちゃんたちも自由に行き来します。
玄関土間に設置したベンチは、お散歩の準備に便利ですね。
壁を取り払ってのびのびできる空間を作った実例
こちらは、中型犬OKな築45年の中古マンションをリノベーションしたケースです。
壁を取り払い、広いワンルームへ。
愛犬くんものびのびできる、アメリカンスタイルの空間を実現しています。
猫と暮らす家の間取り実例
猫と暮らす家では、キャットウォークや通り穴など猫専用の設備がたくさんあったほうが、猫もストレスなく過ごすことができます。
猫専用の設備を上手に間取りに加えた実例を見ていきましょう。
キャットウォークや猫用階段など遊び場をたくさん設けた実例
「猫と楽しく暮らせるおうち」がコンセプト。
吹き抜けに渡した化粧梁は、デザイン性とキャットウォークの機能を兼ね備えています。
収納棚を兼ねた猫用階段やトンネルと、猫ちゃんたちの遊びスペースがいろいろ。
猫がくつろげるサンルームがある家の実例
築37年の中古マンションをリノベーションした、ナチュラル&ヴィンテージな空間。
窓辺に設けたサンルームで、猫ちゃんはのんびり。
キャットウォークなどを手づくりできるようにと、玄関奥に広いDIYスペースを確保。
トイレの横には猫ちゃん専用のトイレスペースもつくっています。
キャットステップや猫ちゃんスペースを設置した実例
壁に互い違いに棚を配置した飾り棚にもなるキャットステップ、カーテンレールの上部にも通り道が。
猫ちゃんスペースは扉付き。
インテリアのテイストにマッチしていて素敵です。
キャットステップや通り穴を設置した実例
こちらの家にも、ウォールラックとしても重宝するキャットステップが。
隣の部屋と自由に行き来できる猫ちゃんの通り穴も設けています。
階段下のデッドスペースを猫ちゃんスペースにした実例
空間デザインと家具が調和したステキな家。
リビング階段下に猫ちゃんスペースをつくっています。
キャットウォークや猫穴を設置した実例
壁一面に造作したキャットウォークが、インテリアの一部のように空間に馴染んでいます。
途中には猫ちゃんが隠れられる仕掛けがあり、顔を出す窓がデザインされています。
リビングには猫穴も。
愛猫と暮らす家を中古マンションリノベーションで実現しました。
猫ちゃんがくつろげる木のぬくもりを感じる実例
こちらは木のぬくもりに包まれた古いものが似合う家。
素敵な暮らしのシーンに、猫ちゃんたちが。
日当たりの良い窓辺には猫ちゃん専用のベッドも。
日向ぼっこにもぴったりです。
家族も猫ものんびり過ごせる家の実例
インテリア好きなご家族が暮らす、土間&薪ストーブと大きな吹き抜けのあるおうち。
明るく開放的なリビングでは、家族も猫もリラックス
土間やラグの上、そしてキッチンでも、猫ちゃんがのんびりと過ごす姿が。
番外編!ペットと暮らす家の間取り実例「うさぎといっしょ」
最近はうさぎを飼うご家庭も増えていますよね。
まん丸とした姿や、フリフリ動くとかわいいおしりなど、うさぎの癒しパワーもワンちゃんや猫ちゃんには負けません!
こちらは、うさぎと暮らす家、うさぎと触れ合えるカフェです。
コード類をかじらないようにコンセントの位置を高くしたり、巾木をなくしたりといったことがポイントになっています。
ペットと暮らす家は実例から間取りを工夫してもっと楽しく♪
一戸建の新築や中古マンションのリノベーションで、ワンちゃん猫ちゃんにとっての快適さとともに、おしゃれなインテリアも叶えている家を紹介してきました。
もちろんペットの種類などによって工夫や配慮のポイントは違ってきますが、アイデアや工夫次第で、可愛いコとの暮らしがより豊かで楽しいものになりそうですね。
犬なら、家族がいるスペースの近くにペットスペースを設けましょう。
家の中でも自由に走り回れる空間を、家の動線やお庭で工夫するのも大切です。
猫は狭い場所や高い場所が大好きです。
家族と適切な距離感を保てる場所にペットスペースを設置し、キャットウォークなど猫専用の設備も作ってみてくださいね。
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- 記事を書いた人
- はれ暮らし編集部 ジョンソンホームズ
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