冬の基礎工事は大丈夫?対策やポイントをチェックして不安を解決!
家づくり
#冬#新築の家づくり
はれ暮らし編集部2020.10.19
積雪のある地域では、冬場の基礎工事の施工について「雪が積もっている間の工事は大丈夫なのかな?」と心配されることもあるかもしれません。
今回は、冬期間の工事がどのように行われているか、雪が降っても大丈夫かなどの疑問にお答えします。
冬の基礎工事って大丈夫?寒さによるリスクとは?
結論から言うと、基本的に施工管理体制がしっかりしていれば冬でも問題はありません。
問題がある場合は、養生等を怠り、基礎コンクリートが凍害する場合です。
これは、コンクリートに含まれる水分が凍って膨張し、コンクリートを破壊してしまうこと言います。
また、コンクリートを流す枠や骨組みに雪が入り混んでしまうと、雪の部分だけ空洞になってしまうということも起こり得ます。
ただ夏の場合でも、高温によって表面のクラック(ひび割れ)や強度が足りないといった弊害も可能性が無い訳ではありません。
冬の工事だけがデメリットを抱えている訳ではないので、冬の基礎工事は避けるべきということはないですよ。
コンクリートなどの物資へのリスクではありませんが、積雪地域では、除雪・排雪をしながらの作業になることも考えられます。
業者によっては、その分料金がプラスになる場合も。
安全に工事を進めるための必要経費ではありますが、後から「ものすごい金額を請求された!」という事態にならないためにも、金額については事前に確認しておくと安心です。
冬の基礎工事はどんな対策をとっているの?
冬の基礎工事のリスクとなる凍害を防ぐため、以下の施策をとっているか確認しましょう。
①養生
コンクリートを流す枠や骨組みに雪が積もるのを防いだり、コンクリート打設後に温度が下がらないようにしたりするために、コンクリート全体を養生する必要があります。
テントやシートでコンクリート全体を覆い、暖房器具で規定温度を下回らないようにする対策をとっているところが多いです。
雪・寒さ対策をどのようにしているのか、聞いてみると安心かもしれませんね。
②型枠を外すまでの期間
冬の時期は夏よりも、型枠を外すまでの期間を長くします。
これには、ゆっくりコンクリートを固めるという意味もあります。
コンクリートにはゆっくり固めた方が強度が増す性質があるからです。
逆に乾燥が速い夏季間は、乾き過ぎないような対策をとることもあります。
③使用するコンクリート
平均気温が4℃を下回る季節は、寒中コンクリートという凍結しにくいコンクリートを使用し、お湯を使ってコンクリートを混ぜ合わせるなどの凍害対策をとっています。
冬の施工で使用するコンクリートについて確認してみましょう。
冬の基礎工事は大丈夫!慣れている建築会社を選ぼう
ご紹介してきた通り、冬でも基礎工事は問題なくできます。
ただ、養生や型枠、コンクリートなど、現場では冬の寒さへの対策をしながら作業をすることになるため、実際に冬や雪の場面での施工に慣れている業者を選ぶと安心です。
「はれ暮らし」を運営しているジョンソンホームズは、札幌を中心に数多くの新築住宅を手がけており、冬の間の施工実績も多くございます。
少しでも不安なことがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
- 記事を書いた人
- はれ暮らし編集部 ジョンソンホームズ
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