住宅ローンの審査に通らない理由とは？借りるためのポイントも解説！

ローン審査に通らない人と通る人では、一体何が違うのでしょうか。

今回は、住宅ローンの審査に通らない理由や、住宅ローン審査に通るために知っておきたいポイントをご紹介します。

また、住宅ローンの審査に関してよくいただく質問にも回答します！

住宅ローン審査に通らない理由とは？落ちないためのチェックポイント

住宅ローンは借りる金額も大きく、返済期間も長いですよね。

そのため、しっかりと完済してもらえるか、金融機関も厳しくチェックします。

下記の中で１つでも該当する場合は住宅ローンが借りられない可能性がありますので、きちんと確認しておきましょう。

収入面の問題

年収の低さ、安定した収入が見込まれない可能性がある場合、審査が厳しくなる傾向があります。

銀行は融資の条件に最低年収を設定しています。

そのため、その年収に満たない場合は融資を受けることができません。

また、過去1年以内に転職していたり、自営業の人で年収売上を抑えて申告していたりする場合も、審査には通りにくくなってしまいます。

健康面の問題

健康診断の結果が悪かったり、過去3年以内に病気で手術を受けているなど、健康面での懸念事項がある場合も審査に通らない可能性が高くなります。

病気の履歴や健康状態を偽って申告すると、審査に通る可能性はさらに低くなってしまいます。

現在継続的に医師から診察・検査・投薬などを受けている場合も偽りなく申告しましょう。

信用情報にキズがある

他のローンやクレジットカードなどの支払いに遅れたことがある場合、信用情報機関に登録されている個人の信用情報に延滞の記録が残ってしまいます。

車のローンやクレジットカードなどの支払いを遅れたことが過去5年で2回以上ある場合や、携帯電話や年金の支払いを滞納・延滞したことがある場合はローンに通りにくくなる可能性があります。

また、過去10年以内に自己破産や債務整理をしたことがある場合や、クレジットカードを10枚以上持っていたり、キャッシング機能を利用したことがある場合も同様です。

住宅ローン以外のローンや奨学金の返済がある

住宅ローン以外に車のローンや奨学金の返済など、他のローンが残っていないかも確認しておきましょう。

他のローンがあると、審査に通らないか、通っても減額される可能性があります。

自身でローンを組んでいなくても、誰かの連帯保証人になっているケースも、ローンの借り入れが難しくなる可能性がありますので要注意です。

事前審査と本審査の内容が違う

住宅ローンの大まかな流れは、事前審査で申込者の申告内容を確認し、本審査で申告内容が本当かチェックする形です。

提出した給与明細や源泉徴収票などが申告内容と違っていた場合、審査に落ちる可能性が高くなってしまいます。

よく確認して申告・提出をするようにすることが大切です。

審査に落ちる可能性がある項目を挙げましたが、実際のところは審査を出してみないとわかりません。

どの金融機関でも良いので、一度ローン審査にチャレンジしてみることが重要です。

住宅ローンの審査に落ちないためにすべきこと

まずは申込内容と提出書類の内容に相違がないか、よく確認しましょう。

どんな内容でも、相違があれば虚偽の申告となってしまいますので、事前の確認が重要です。

収入が低くて審査に通るかな…と不安な場合は、親族2人の収入を合算した額でローンを組む「収入合算」という方法もあります。

詳しくは「住宅ローンの収入合算のメリット・デメリットとは？注意点も！」を参考にしてみてくださいね！

審査の際は、年収に対しての返済額の割合「返済負担率」も考慮されるため、頭金を増やして借入額を下げることができれば、審査に通る可能性も高まります。

勤続年数は3年以上が望ましいとされていますが、勤務年数が短い場合は、ローンを組むタイミングをずらすことを検討してみましょう。

信用情報に不安があるなら、信用情報機関に情報開示請求をすることができます。 

開示請求の手続きはインターネットで行うことができます。

もしも滞納などの事故情報が残っていた場合は、最低でも5年ほどは住宅購入のタイミングをずらす必要があります。

また、審査に落ちる可能性がありそうだけれど、住宅ローンを組む時期をずらしたくないという方には「フラット35」という住宅ローンがおすすめです。

「フラット35」では、勤続年数や年収の下限などの審査基準が一般の金融機関よりも緩く定められています。

健康面の条件も緩和されていますので、健康面で不安な方も検討してみると良いですよ。

その他、住宅ローン借り入れの条件についてもご参考ください。

住宅ローンの審査でよくいただくご質問

住宅ローンの事前審査についてご質問をいただくことも多いのですが、特に多いご質問をここで紹介します。

同様の内容でお悩みの方もいらっしゃると思いますので、ぜひ参考にしてください。

まだ建てると決まったわけじゃないのに審査出来るの？

今すぐ建てる方でなくても審査は可能ですし、もちろん無料です。

家づくりは、そもそもローンを借りられるかどうかが分からないと計画を立てられません。

いつ、どのくらいの予算で、どのエリアで建てるかなど、詳細に計画を立てていくためにも、早めに審査をしておくことが大切なんです。

審査するためには銀行に直接行けばいいの？どの銀行がいい？

直接金融機関に出向いて住宅ローンの相談をされても大丈夫です。

でも、おすすめは住宅会社やリフォーム会社に一度相談してみること。

職業や年収、家族構成などによって、その方に合った住宅ローンは変わります。

自分たちに合った住宅ローンがどれなのか相談してから審査された方が、将来の計画にも役立てやすいです。

銀行によって融資の条件や金利も異なるため、自分たちでローンを組む銀行を決めるのはなかなか難しいもの。

直接銀行に行って住宅ローンの相談をするよりも、住宅会社やリフォーム会社に一度相談して金融機関や住宅ローンを比較検討してから審査を申し込んでみると良いですよ！

住宅ローンの審査に通らない理由に当てはまる方は相談を！

新築戸建て、中古マンション・戸建などどんな家づくりでも、ファーストステップは住宅ローンの事前審査だと言われています。

審査に通らない理由や、審査に落ちないためのポイントをしっかり把握して、お家づくりを始めていきましょう。

もしも審査に通らなかったとしても、その後の対策次第で数か月から数年後には借りられるケースもたくさんあります。

不安がある方でもぜひお気軽にご相談ください。