子育てには戸建て?マンション?メリットとデメリットを比較!
家づくり
#マンション#一戸建て#暮らし方
眞鍋 美沙2022.07.29
引っ越しや住宅購入を考えているご家庭でよく聞くお悩みは「戸建てとマンション、子どもを育てるうえでよい環境なのはどちらなのか」ということ。
また、住宅を購入するか賃貸にするか悩んでいるという声もお聞きします。
今回は、音やセキュリティ、危険箇所など、さまざまなポイントから、戸建てとマンション、そして住宅購入と賃貸それぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。
戸建てで子育てするメリット・デメリット
早速ですが、ジョンソンホームズで一戸建て住宅をご購入いただき、アパートから新居に移ったオーナー様に「戸建てにしてよかった!」と思うメリットをお聞きしてみました。
戸建てでよかったと思うこと
- 階下に人がいないので、「大きな音を立てちゃダメ」と子どもを叱ることが激減
- 掃除・洗濯時の音を気にしなくてよい。深夜でも朝でも好きな時間にできる
- お風呂が広く、子どもと一緒に入れる
- お庭やガレージなどで、お友達や親を呼んでBBQなどを楽しめる
- ペットを気兼ねなく飼える
- 駐車スペースが近い
やはり「音」に関する心労がなくなったことをあげる方が多くいらっしゃいました。
住戸が隣接するマンションでは、どうしてもお隣や上下階の音が気になりますし、自分も迷惑をかけているのでは…と感じていた方が多かったんですね。
また「夏には焼肉をしたりプールを出したり、冬は雪山を造って遊ばせられる。大人はリビングからその様子を見守ることができるので楽」という声も!
そんな季節に合わせた庭の楽しみ方を話してくれたオーナー様もいらっしゃいました。
戸建てで困ったこと
一方で、戸建てのここが困った!という意見がこちら。
- 階段や窓からの子供の転落が怖い
- 死角が増え、目が届かない場所がある
- パネルヒーターでの低温やけどが心配
- 雪かきが大変
「一戸建てに移ってからは家のなかに階段があるため、子ども(未就園)の転落が怖くて目が離せなくなった。」
「安全柵をつけて子どもが階段に近寄れないようにはしているけれど、家事で行ったり来たりしているとつい開けっ放しにしてしまうことがあるため不安」
という声も聞きました。
子どもがいなかった家庭で赤ちゃんが生まれると、手すりの隙間や段差など、想定していなかった場所が危険地帯になることもあります。
自分たちの好きな間取りにできるのが注文住宅のいいところですが、世帯の状況が変化することもあるためある程度対応できるような間取りにしておくことも大切です。
間取りに関する体験談は「家を建てる前に知りたい間取りのこと!オーナー様の体験談をご紹介」も参考にしてみてくださいね!
そのほか「セントラルヒーティングの暖房での低温やけどが心配」「雪かきが大変」と言った声も聞かれました。
ちなみに、セントラルヒーティングは触ってすぐやけどをするような温度にはなりません。
それでも赤ちゃんにとっては熱すぎるので、柵などで囲って近づけないようにしてあげてくださいね。
マンションで子育てするメリット・デメリット
次にマンションにお住いの方にマンションのメリットとデメリットをリサーチしてみました!
マンションでよかったと思うこと
- 同世代の住人が多く、友達ができやすい
- 管理人さんがいる、オートロック、防犯カメラがあるなど、セキュリティ面で安心
- 短時間でゴミ出しができるので、子どもが寝ていても安心。雪の日も楽
- 雪かきの心配がなく、階段がない(段差が少ない)ので、年をとっても住み続けられる安心感がある
- 上の階は眺望がよく、のびのびした気持ちになれる
また、仕事をされているママのなかには、こんな体験談を聞かせてくれた方もいました。
「子ども(小学生)がカギを忘れて家に入れずエントランスでぼーっとしていた時、たまたまママ友とそのお子さんが帰って来て、私に連絡をしてくれた。さらに私が帰宅するまで子どもを預かってくれたことがあった。冬の寒い日だったので本当にありがたかった。」
マンションには「共用エリア」があるため、そこでほかの住人の方と交流ができたり、新しい縁が生まれることもあるのですね。
マンションで困ったこと
一方、マンションのデメリットについても聞いてみました。
- 子どもの足音や生活音などの騒音が響かないか、階下に気をつかう
- 子どもを思い切り遊ばせてあげられない
- 各部屋のサイズが微妙に小さい
- 駐車場からが遠い
- ペット可でも、規則がいろいろあって大変
マンションでは「子どもの足音、洗濯・掃除など、階下やお隣に気をつかう」という音のお悩みが多い印象です。
それに加え「各部屋のサイズが微妙に小さい」といったお悩みも聞こえました。
また、駐車場まで距離があるのも、子育て世代には少々苦しいポイント。
戸建ての場合、たいていは家のすぐ前に駐車場があることが多いです。
一方で「マンションでは駐車場から自室の玄関まで意外に距離があり、構造によっては屋根がない箇所もあることがある。荷物が多い時や赤ちゃん連れの時は大変。」という声もあるようです。
こうしてみると、戸建てとマンションのどちらがよいかは一概には決められず、それぞれに一長一短があると言えるでしょう。
マンションや戸建ては購入と賃貸どっちがいい?
ところで、同じようによくお悩みを聞く「住宅を買うか賃貸にするか」についても少しだけ見てみましょう。
住宅購入のメリット
住宅を購入していただいたオーナー様に「買ってよかった!」と思う瞬間について伺ってみたところ、一番多かった声は「『自分の家』という満足感を持てたこと」。
家族のお城となる場所を持てる精神的メリットはやはり大きいようです。
そのほかに「柱に子どもの成長を刻んだり、壁にくぎを打つなどしても気兼ねがない」「自由にDIYができる」といったお声もありました。
賃貸住宅のメリット
それに対して、賃貸時代によかったと思う点で多かったのは「メンテナンス・修理費用を大家さんが負担してくれる」「子どもが家を出たり、自分たちが年を取ったとき、状況に合わせた間取りの部屋への住み替えが楽」でした。
自宅を購入すると、保険をかけていない限り、すべての修理は有償になります。
賃貸だとそのメンテナンス費用がかからないのは助かるポイントですよね。
また、家族や生活の変化にフレキシブルに対応できるのも、賃貸のメリットの一つです。
子育てにはマンションにも戸建てにもメリットとデメリットが!
戸建てもマンションも、それぞれにメリット・デメリットがありました。
戸建ては、音に遠慮しなくていい、広い、BBQをしたりペットを飼えるなど自由に家を使えるといったメリットがあります。
一方で、広いために子どもへの目が届かない場合があったり、2階建てなら転落の危険性があるなど、デメリットを感じる人もいます。
マンションの場合、お友達ができやすかったり、防犯面やメンテナンスの心配が少ないといったメリットが。
デメリットとしては、隣や下の階に対して音などの配慮が必要だったり、駐車場から遠いなど、子育て世代ならではの悩みがあります。
また、購入にするか賃貸にするかも悩みどころ。
住宅を購入すると自由にDIYができたり、自分の家を持つことに満足感を感じるなどのメリットがあります。
賃貸住宅のメリットも多く、修理やメンテナンスのお金を大家さんが負担してくれる、ライフステージが変化するタイミングに合わせて住み替えがしやすいなどの意見がありました。
それぞれにメリットもデメリットもあるからこそ、自分たちがどんな暮らしをしたいのか明確になっていないと、迷ってしまいますし、後悔してしまうこともあるかもしれません。
家はセキュリティを重視すべきなのか、広々とした庭を重視すべきなのか、自分たちの譲れない条件は何かを考えた選び方をしてくださいね。
自宅の購入は、一生の中で何度も経験できることではありません。
そんな特別な「家」という存在は、子どもにとっても思い出をつくっていく大切な場所です。
まずは希望する暮らしや、将来像を明確にしてみてください。
それさえ明確になれば、あとはピンとくる住宅に出会うだけ。
できるだけ多く物件を実際に見学し、自分たちが望む暮らしをどんどん具体的にしていきましょう。
ジョンソンホームズが運営する「はれ暮らし」では、さまざまな住まいと暮らしに関する情報を発信しております。
理想の暮らしを考えるきっかけにしてみてくださいね!
- 記事を書いた人
- 眞鍋 美沙 ジョンソンホームズ メンテナンス部 ジョンソンレディ
友達とランチや飲みに行ったりしますが、一番幸せを感じる時間は、娘と夕食を作りながら、くだらない話をしている時でしょうか…笑 おうちのお困りごとなど、なんでもご相談ください!