新築の外構で失敗しないために!庭づくりで考えておくべきポイント
家づくり
#庭#新築の家づくり
はれ暮らし編集部2021.08.24
お家を新築する際、お庭や駐車場、門やアプローチといった外構のことは後回しにしがちかと思います。
せっかくこだわって作るお家ですから、外構にもこだわりたいですよね。
自分でDIYする場合でも、外構の業者に依頼する場合でも、細部まで考えてから造っていかないと、使い勝手が悪かったり後悔することになりかねません。
今回は外構で失敗しないためのポイントをご紹介します。
新築の外構の失敗は特に駐車・駐輪スペースに多い!事前に計画を!
外構では特に駐車スペースや駐輪スペースで失敗してしまうことは多いようです。
車の配置や広さについて、前もって考えておいたほうが良いでしょう。
具体的な失敗例としては、下記のようなもの。
「新築当初は自動車1台分のスペースで充分だったが、買い換えで車が大きくなったり、軽自動車を1台買い足したら停める場所が無くなった」
「玄関まで迂回する位置に駐車スペースを作ったので、買い物の荷物を運び込むのが面倒」
「子供が成長して、自転車に乗るようになってから駐輪スペースがないことに気づいた」
など。
駐輪スペースがないと、駐車場の奥に自転車を置き、車の脇を擦らないように出し入れしたり、または都度車を動かす必要が出てきます。
また、駐車・駐輪スペースは確保しておいて、後からカーポートやガレージをつけるという場合は、部屋の採光に関係するので、前もって計画しておきましょう。
日々の生活のなかで、家の敷地内でどんな動きをするか、将来はどうなるか、などシミュレーションしておくことが大切です。
そうすれば、そのような失敗を防ぐことができるはずです。
新築の外構でその他気をつけておきたいポイント
新築と同時にお庭の工事ができなくても、おおまかな計画は立てておいたほうが良いでしょう。
外観のデザインは住んでからでも変えることはできますが、エクステリアの配置を変えるのは難しいですよね。
家の外に何を設置する必要があるかや、それぞれの配置は最低限整理しておくことが大切です。
例えば、洗車や植物の水やりに使う散水栓や、外部コンセントの位置。
お庭のレイアウトや住んでからの動線に影響するため、どこに設置するかきちんと計画しておきましょう。
また、エアコンを取り付ける予定がある場合は、室外機のスペースも必要になることを忘れてはいけません。
雪が降るエリアであれば、除雪した雪を置いておくスペースなども考えておくと良いでしょう。
そして、水はけにも注意が必要です。
もともと田んぼや沼地だった土地などは、うまく排水ができるよう対策を取らないと、雨の水がいつまでも引かず、地面がジメジメしてしまいます。
ぬかるんだ地面はコケやカビ、害虫の温床にもなりかねません。
施工会社に工事を依頼する時にしっかりと土壌を調べてもらい、必要な対策をしましょう。
新築の外構のメンテナンスを自分たちでできるか考える
お庭を計画する際は、今から5年後、10年後のことを想像してみましょう。
かわいいと思って植えたシンボルツリーが、10年後には2階の窓が埋まってしまうくらい育ってしまうことも。
また、BBQスペースにしようと思って作ったウッドデッキも、メンテナンスをしないと朽ちてしまうこともあります。
例えばシンボリツリーであれば、成長の遅い品種を選んだり、剪定が比較的簡単に出来るような木を選ぶと良いでしょう。
ウッドデッキであれば、人工木を使用したものを選べば、メンテナンスも容易で長持ちします。
これから長年一緒に過ごすお庭を、どれだけ自分たちだけで維持・管理出来るかを考えて、その範囲内で計画するのが良いでしょう。
新築の外構で失敗しないためには早期計画と相談を!
新築を建てる時、ついつい後回しになってしまう外構のプラン。
失敗が多いポイントを知って、そうならないために早めに計画を練っておくことが大切です。
自分たちのライフスタイルや家の周りの環境を考えて、外構には何が必要かを整理しましょう。
特に駐車・駐輪スペースの配置と広さに関する失敗は多いので、将来のことまで考えて造っていく必要があります。
外構はお庭の木やウッドデッキなど、自然の素材を多く使う場所でもあります。
自分たちでメンテナンスをして景観を維持できるかも相談しながら造りましょう。
以上のポイントを踏まえて計画を立てることで、自分のライフスタイルに合った外構ができ、お家での生活がより充実したものになるでしょう。
外構の項目ごとの費用の相場や費用を抑えるポイントに関しては、「外構費用の相場はどのくらい? 新築するなら知っておきたいポイント」で紹介しています。
合わせて読んでみてくださいね。
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- 記事を書いた人
- はれ暮らし編集部 ジョンソンホームズ
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