「ガイドドックオープンデー」に参加。 盲導犬との触れ合いで深まる理解
取り組み
#おでかけ#ジョンソンホームズ#ペット#盲導犬
草野 里佳2024.10.31
こんにちは、ジョンソンホームズの草野です。
今回は、実はあまり知られていない、ジョンソンホームズの取り組みについてご紹介します。
それは”盲導犬”への支援。
ジョンソンホームズのグループ企業ヤマチユナイテッドでは、2015年より北海道盲導犬協会に継続的な寄付を行っています。
春に行われたグループキックオフにて、北海道盲導犬協会様に表彰していただきました。
私自身、幼いころにラブラドールレドリーバーを飼っていたこともあり、盲導犬協会の活動には興味がありました。
今回、さらに盲導犬への理解を深める取り組みとして、「ガイドドックオープンデー」に参加させていただきました。
「ガイドドッグオープンデー」とは、『国際盲導犬の日』に合わせ年に一回開催されるイベント。
盲導犬と視覚障害者への理解を深める目的で、札幌市南区にある盲導犬施設内が一日解放され、自由に施設内を見学することができます。
2024年のイベントでは、
・盲導犬体験歩行
・犬舎、老犬ホーム見学
・パピー(子犬)との触れ合い
・視覚障がい体験
など来場者が体験できるコーナーがたくさん。朝から多くの方で賑わっていました。
盲導犬との歩行体験から感じたこと
中でも、特に人気なのが「盲導犬体験歩行」。
アイマスクをして、盲導犬のガイドで公道を歩くという、貴重な体験をすることができます。
私も、運良く盲導犬体験歩行に挑戦することができました。
視覚が遮られると、傾斜のかかった公道をまっすぐに進むことが難しく、最初は足がすくんでしまいましたが、
慣れない私に合わせてゆっくりと歩いてくれて、とても安心感がありました。
盲導犬は「目的地を伝えたら連れて行ってくれる存在」と思いがちですが、
安全に道を歩けるように誘導する存在なので、ルートは人間が記憶して、都度指示する必要があるそうです。
盲導犬は前方の障害物や人の流れ、交差点などの道路状況に注意しながら集中して歩いています。
もし街中で盲導犬と出会った時には、お仕事に集中できるように静かに見守りたいなと感じました。
「盲導犬体験歩行」は小学生くらいのお子さんも参加できるので、家族で参加して盲導犬への理解を深めることができます。
子犬から老犬まで、愛情を持って接する
施設内のパピー(子犬)との触れ合いコーナーでは、
将来盲導犬になる子犬たちと触れ合うことができました。
「パピーウォーカー制度」といって、普段は一般の家庭で、愛情いっぱい育てられています。
「パピーウォーカー制度」は、将来盲導犬となる子犬を生後約50日から1歳くらいまでの間、たくさんの愛情をそそぎながら家庭で飼育する制度。「人にやさしい盲導犬」を育成するのに必要不可欠な、様々な社会経験を積むことを目的としています。
世界初の老犬ホームでのんびりと過ごす老犬たち
また、こちらの施設には「老犬ホーム」があり、そちらも見学することができました。
北海道盲導犬協会の老犬ホームは、昭和53年に世界の盲導犬施設の中でも初めての試みとして作られました。
盲導犬としての役目を終えた犬たちに、「ゆっくり楽しんで過ごして欲しい」というユーザーのねぎらいの想いから生まれたそうです。
老犬達は、この老犬ホームで仲間と遊んだり自由に歩いたり、また、日の当たる場所でのんびり昼寝をしたりしながら1日を過ごしているそうです。
とても人懐っこい老犬たち。多くの方が癒されていました。
施設の見学で理解を深める
ガイドドックオープンデーを通じて、視覚障害を持つ方や盲導犬への理解を深めることができました。
また、北海道盲導犬協会の施設は、清潔感があり訓練中の盲導犬たちや老犬たちが伸び伸びと過ごしているのが伝わってきました。
ガイドドックオープンデーは年に1回の開催ですが、施設の見学は随時行なっているようですので、
盲導犬の活動に興味のある方は、見学をしてみるのもいいかもしれません。
詳しくはこちらをご覧ください。
- 記事を書いた人
- 草野 里佳 ジョンソンホームズ マーケティング室
ジョンソンのお家に住み始めて1年ほど経ちました。正直最高です!
今年、小さな庭にふかふかの人工芝を敷いたのですが、家での時間がもっと楽しくなったのでおすすめです。週末子どもたちは、大はりきりで早起きして、朝食を作って、レジャーシートを広げて食べたりと満喫しています。