未来を描く高校生たち 札幌西高校「キャリア探求実習」をThe JOHNSON STOREにて行いました。
取り組み
#インテリア#カフェ#ショップ
白崎 貴子2024.12.23
毎年恒例となっている札幌西高校の「キャリア探求実習」。
ジョンソンホームズでは、同校出身の代表取締役・山地の縁もあり、今年で3年連続の受け入れとなります。
今年も、学生たちが提案する、新しいライフスタイルの斬新なアイデアに刺激を受けました。
お題「10代向けのライフスタイルショップを提案してください」
ジョンソンホームズが提示したテーマは「10代向けのライフスタイルショップ」。
当社ではインテリア、飲食、アパレル、グリーンなど、多岐にわたるライフスタイルショップを展開しており、多くの20代以上のお客様にご利用いただいています。
しかし、10代前半の視点を取り入れたお店づくりには未知の部分が多いのも事実。
そこで、「どんなお店があったらワクワクする?」を考え抜いた学生たちが、それぞれのチームでプレゼンを行いました。
1チーム目:「友達と楽しくインテリアに触れる」
体験スペースとカフェが融合した店舗を提案した1チーム目は、「友達と雑貨づくり体験を通じて思い出を作れる場所」というコンセプト。
雑貨作りを体験できる空間は、「特別な時間」を共有する場として、彼らが「体験」と「思い出」を大切にしていることが伝わってきました。
さらに、ショップで販売している食器を実際にカフェメニューの提供に活用するという、実際に行っている施策も。「販売商品を体験の中で使う」という視点の鋭さにスタッフも感心し、学生たちの潜在能力の高さを感じました。
2チーム目:「忙しい10代がリラックスできる空間」
2チーム目は、カフェを中心にした「リラックスできる空間」を提案。
特に、クーポンで引けるガチャガチャという斬新な集客アイデアや、細部にまでこだわって作成したミニチュア模型が印象的。
細かい商品展開や単価まで設定したプレゼン内容は、考え抜かれたものでした。
学生たちのプレゼンには、飲食・インテリア部門の責任者2名とマーケティング担当が参加。それぞれがプレゼンに真剣に耳を傾けていました。
プレゼンごとに経営や集客について、プロの視点から具体的なアドバイスが送られ、学生たちも緊張しつつも熱心に聞き入っている様子でした。
プレゼンの後には、当社インテリアショップ「The JOHNSON STORE 大通店」「inZONE大通り店」の店内をご案内し、Johnson’s tea loungeで提供しているお茶とカヌレをお土産にプレゼント。
緊張していた学生たちの顔にも笑顔がほころび、「おいしい!」と喜んでくれる様子は私たちスタッフにとっても心温まるひとときでした。
未来の仲間たちに期待を込めて
学生たちとの雑談の中で将来の夢を聞くと、起業家や医者、マーケティングに携わりたいという声が上がる中、「建築家になりたい」という学生も。
当社には札幌西高校出身の建築士として活躍しているスタッフもおり、未来の仲間に出会えたような気持ちになりました。
学生たちの視点を活かしたこれからの取り組み
「体験」や「思い出」を大切にする10代の価値観には、私たちの事業展開に多くのヒントが詰まっていました。
特に、ショップの商品を活用したカフェ運営のように、体験と購買が結びついた実用的な提案には、新たな可能性を感じました。すでに取り組んでいることではありますが、さらに深く考え、工夫する余地があると実感しました。
未来を担う若い世代の視点を取り入れながら、彼らの提案を活かした取り組みをこれからも進めていきたいと思います。
ジョンソンホームズでは、これからも学生たちのキャリア形成をサポートしながら、地域社会への貢献を続けてまいります。
- 記事を書いた人
- 白崎 貴子 ジョンソンホームズ マーケティング室
衣食住を自分好みにアレンジするのが好きです。
特にお家で好きなラジオをかけながらゆっくりご飯を作ったり、お花や緑が目線に入ったりすると心が落ち着きます。