家にあると便利な工具は?DIYやメンテナンスの便利グッズも!
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#アイテム#メンテナンス#内装#設備
石和 亮平2022.07.29
ホームセンターに並ぶさまざまな工具やDIYグッズ。
「家の簡単な修理やお手入れは、自分でさっと済ませられるようになりたい」という声は、オーナー様からもよくお聞きします。
「家に用意しておくとよい工具やグッズにはどんなものがありますか?」というのも、よくお受けする質問です。
自宅に揃えておこうにも、いったいどれを買えばよいのか迷ってしまいますよね。
そこで、普段僕たちが使っている道具の中から、まずはそろえておきたい工具やグッズをご紹介します。
今回紹介するアイテムは、僕たちメンテナンスチームの業務経験から選定した、実際に使えるスグレモノばかり。
どのアイテムもヘビーローテーション間違いなしです。
そろえておけばとっても役に立ちますよ!
家にあると便利な工具をご紹介!自宅メンテナンスを自分でしよう
早速、便利な工具からご紹介します。
同じアイテムでも、さまざまなメーカーから発売されていますので、比較して購入してみてください。
プラス・マイナスドライバー
工具の定番、ドライバー。
ドアの調整などさまざまな場面で活躍してくれます。
100均の商品で構いませんので、いろいろなサイズのプラス、マイナスがセットになったものを一組用意しておくと安心です。
ボードアンカー
直接ネジを締め付けたりクギを打ち込んだりすることができない「下地がなく中が空洞の石膏ボード壁」に、タオルリングや小さな棚をつけたいときに使う部品です。
ただし、壁には小指ほどの太さの穴が開きますし、何回も穴を開けているような場所には使えないのでご注意を!
それから石膏ボードという素材の性質上、あまりに重たいものもNGです。
下地探し棒
「壁に棚を取り付けたいのだけれど、下地の場所が分からない。教えてほしい」というご連絡をオーナー様からいただき、訪問することがよくあります。
下地がある場所は「下地探し どこ太」「打診棒」などの商品名で市販されている専用の道具で壁に針を刺し、針の反応によって判断をします。
よぶんな穴を開けたくない場合は、下地センサーとの併用が便利です。
センサーは「ハズレ」も多いので、センサーのみの使用はおすすめできません。
穴といっても非常に小さいものですが、気になる場合はボンドコークで埋めるとよいでしょう。
家にほしい便利グッズ
工具ではありませんが、DIYやおうちのトラブル、お掃除などのメンテナンスには欠かせない、あるいはあったらとても便利な道具をご紹介します。
「かくれん棒 フローリング用」(建築の友)
フローリングがえぐれてしまった時にヘラを使って平らになるまで埋め込んでいく、クレヨン状の補修材です。
全部で10色ほどあり、よく使われる色を4色程度集めたセットや単品販売もあります。
色の選び間違いやはみ出しなどの失敗をしても、ふき取れば目立たなくなるので大丈夫。
また浅い傷の場合は、筆ペン感覚で補修できる「住まいのマニキュア」という商品も便利です。
ボンドコーク
築年数の浅い家でよく見られる壁紙の隙間や壁と床の隙間、クロスがめくれた箇所、画びょうの穴などを埋めるのに使うコーキング材です。
ボンドのような容器に入って、白やライトアイボリーのものが市販されています。
水溶性のため、もし失敗しても、固まる前ならば拭き取れるので安心。
ただし巾木の上側など、ホコリが乗りやすい場所に使用するとゴミが付きやすくなるため、避けた方が無難です。
実際にコーキング材を使って壁の隙間を埋める方法やコツなどは「新築なのに壁紙に隙間!? でも大丈夫!その理由と簡単な補修法」で詳しく解説しています。
動画付きですので、ぜひ参考にしてくださいね。
「KURE5-56」シリコンスプレー(呉工業株式会社)
金属のすべりをよくするシリコンスプレーです。
ネジが回らなくなったとき、引き戸のすべりが悪くなったとき、自転車のチェーンがきしむときなど、さまざまな場面で使えます。
防サビ効果もあり。
ただし、油成分を含むためホコリやゴミを引き付けてしまうことがあり、カギ穴には使えないので注意してください。
「鍵穴用潤滑剤キーメイト」(株式会社エーゼット)
カギ穴にはカギ穴用の専用スプレーを使用しましょう。
速乾性でべたつかない潤滑剤なので、油分を嫌う門扉のカギや自転車のカギなどに最適です。
トイレ用ラバーカップ
急なトイレ詰まり、困りますね。
おうちのメンテナンスに一本用意しておきたいのがラバーカップです。
ただし、トイレ用ラバーカップは使い方を間違っている方が多いのでご注意を。
力を入れてガチャガチャ動かすのではなく、便器の穴状部分にぴったりとカップをフィットさせ、排水管のなかの水を動かすイメージで静かに使うのが正しいのです。
あまり力を込めて動かすと、汚水が飛び散ったり、最悪、便器や排水管を破損するので気をつけてください。
踏み台、脚立
これも、さまざまな場面で活躍する定番アイテムですね。
最近ではインテリアとしても使えるお洒落なものも多数発売されています。
先日うかがったオーナー様のお宅では、The JOHNSON STOREで販売している小型脚立「lucano 2-step gray(ACTUS限定)」を重宝してくださっていました。
「普段は観葉植物を置く台として使え、必要な時には踏み台にもなる」とのこと。
「激落ちくん」シリーズ(レック株式会社)
洗剤を使わずに水だけで汚れを落とす万能クリーナー「激落ちくん」。
環境にやさしいアルカリ電解水から作られているので安心なうえ、軽くこするだけでかなり頑固な汚れでも落とすことができます。
ただし、こすりすぎ、力のいれすぎは傷のもととなり、特にステンレス製シンクは要注意。
使用する部位に合わせて大きさを使い分けると便利です。
「ピーピースルー」(和協産業)
トイレ、キッチン、バスルーム、洗面台などの排水パイプの詰まりを解消する洗浄剤。
家庭でよく使われる「パイプマン」などのより強力版で、もともとは業務用だったものです。
粉末なのでそのまま使うことはせず、水かぬるま湯で溶かして注ぎ、しばらく放置した後に流します。
強力な薬剤なので「換気を十分にする」「素手で扱わずゴム手袋を着用する」「熱い湯を使わない」などの注意事項を守って使用してください。
その他に家にあると便利な工具や便利グッズ
ここまではメンテナンスチームで選定した工具や便利グッズをご紹介してきました。
それ以外にも、メンテナンスやDIYに役立つ基本的な道具をご紹介します!
こちらもぜひ揃えて、メンテナンスに活用してくださいね。
電動ドリルドライバー
ビットを変えて穴あけやビス打ちができる電動のドリルドライバー。
力加減を調整しながら作業ができるので、材料をなるべく傷つけないようにしたい時や、ビスを力強く締めたくない時などにとても役立ちます。
少し本格的に家のメンテナンスをしようと思ったら揃えておきたい電動工具です。
インパクトドライバー
インパクトドライバーはネジ止めをしたり穴を開けることができる工具。
用途はドリルドライバーと似ていますが、インパクトドライバーは打撃を加えながらドリルを回転させるので、より固い素材にもしっかりとネジ締めができます。
木材に使えば下穴を開けなくてもネジを締められるので、たくさんネジ締め作業がある時には作業時間を短縮できてとても重宝します。
インパクトドライバーの先端部分はビットと言って、着脱式になっています。
ビットはネジの頭の形状に合わせて使い分けましょう。
デメリットはガガガッと大きな音が出てしまうことと、力の加減が難しいので周りの部分も傷つけてしまう可能性があること。
特に音に関しては、住宅地などで作業をすると近所迷惑になることもあるので、使用する時間帯などには気を付けましょう。
のこぎり
材料を切断したり、木材など比較的柔らかい素材を加工する時に欠かせない工具がのこぎり。
メジャーな工具であるのこぎりにはたくさんの種類があり、何に使うのかによって選ぶべきものが異なってきます。
家具などをDIYをするなら木工用のこぎりがおすすめ。
特に片刃のこぎりは刃を差し替えることができて便利です。
金属板を切断するなら糸鋸を選びましょう。
糸鋸は金属の棒やアクリル板など、細い形状のものを切るのに役立ちます。
直線はもちろん、曲線など自由な形に加工できます。
たんすなど大きな家具の解体などをするなら、電動の丸ノコが適しています。
まっすぐきれいに、そしてすぐに切ることができますよ。
電動のノコギリは威力が強い分、取り扱いにはしっかり注意しましょう。
ペンチ
指ではできない細かい作業にはペンチが力を発揮します。
針金や柔らかい金具を曲げたり、ボルトやナットを回したりとマルチに活躍してくれます。
ペンチにも多くの種類がありますが、より精密な作業をするならラジオペンチが役立ちますよ。
六角レンチ
六角穴の金具を使っている製品や家具は意外と多いです。
家具の組み立てや解体作業のために六角レンチを揃えておくと、いざという時にとても便利!
使用頻度は低いかもしれませんが、工具箱にないとがっかりする工具と言えるかもしれません。
ハンマー
基本の工具のひとつであるハンマー。
ハンマーも使う素材によってたくさんの種類があります。
DIYや家のメンテナンスの初心者なら、叩くときに素材を傷つけないプラスチックハンマーがおすすめ。
叩く部分が少し弾力のあるプラスチックになっているので、きれいに色を塗ったり磨いた後の材料にも使えるので便利です。
メジャー
DIYや日曜大工などには必須のメジャー。
長さや幅など、寸法を測るために使います。
メジャーは頻繁に使用するので、デザインだけで選ばず、壊れにくいものを選ぶのがポイント。
また、例えば天井までの高さを測りたいなら途中で曲がってしまわないよう幅の太いものにするなど、用途に合わせて最適なものを買ってみましょう。
ロック機能や巻取り減速機能など、さまざまな機能が付いたメジャーも販売されています。
家にあると便利な工具や便利グッズで自宅メンテナンスを!
僕たちが実際に使っている道具や便利ツールをご紹介しました。
ドライバーやボードアンカー、下地探し棒などは、おうちのメンテナンスのためにあると便利な工具です。
ボンドコークや踏み台など、あると助かる便利グッズも揃えておきましょう。
自宅に工具を用意しておいたほうがいいのかな、とお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
ご紹介したアイテムはどれもホームセンターで手頃な価格で手に入れられます。
また、インターネット通販でも購入可能ですので、チェックしてみてくださいね。
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- 記事を書いた人
- 石和 亮平 ジョンソンホームズ メンテナンス部
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